このような事でお困りではないでしょうか?
- 食後に胸やけ(みぞおち辺りの熱さや痛み)がする。
- 胃もたれがする。(胃が重く感じる。)
- 胃液が上がってきて酸っぱく感じる。
- げっぷが良く出る。
- 薬を長期間服用しているが、なかなか改善が見られない。
このような症状でお困りの場合は、逆流性食道炎になっているかもしれません。
では、どうすればいいのでしょうか?
まずは、論より証拠。実際の施術記録をご覧ください。
薬の服用では、なかなか根本的な解決にはいたらないようですので、整体的にはどのように対処すれば良いかを考えてみます。
逆流性食道炎とは
名前の通り、胃酸が逆流する事で、食道にダメージを与え、炎症を起こす病気となります。
原因
原因を知るために、まずは、食物が消化・吸収されて排出されるまでの流れを考えてみます。
食事を取ると、食べ物は、口から食道を通って、胃へと運ばれます。
胃酸によって消化された食物は、腸(小腸、大腸)へと運ばれて、消化・吸収されながら運ばれていき、最終的に肛門から排出されるという流れになります。
しかし、胃酸が、胃から食道の方へ逆流してくる事があるわけですが、この原因を考えてみれば良いと言う事になります。
例えば、胃の中に食べ物がたくさんたまっている場合はどうでしょうか?
胃の上の方まで胃酸が上がってくる事になりますから、食道の方に上がりやすくなると考えられると思います。
つまり、食べすぎの場合がなりやすいと考えられます。
また、胃が圧迫される事でも、胃酸が逆流しやすいと考えられますから、肥満や妊娠、猫背の人などもなりやすくなると考えられると思います。
その他、アルコール、喫煙、高脂肪食も良くないとのこと。
しかし、こうった条件がないにもかかわらず、逆流性食道炎の症状が起こる人もいると思います。
その場合は、何が原因だと思われるでしょうか?
胃の動きをもう少し詳しく説明してみます。
食べ物は、食道から胃へと入ると、胃は食道に食べ物が戻らないように蓋をします。
そして、胃酸を分泌し、胃液と食物を混ぜ合わせて消化し、十二指腸へと送り出します。
例えばこの場合に、胃酸の分泌が増えすぎてしまったとしたらどうでしょうか?
食道と胃を分ける蓋が空いてしまったらどうでしょう?
胃酸が逆流してしまう可能性があると思います。
また、胃の動きが狂ってしまって、胃酸を食道の方に押し上げてしまった場合はどうでしょう?
つまり、胃の動きが狂う事で、胃酸が逆流してしまう可能性があると考えられると思います。
では、胃の動きをコントロールしているのはなんでしょうか?
結局のところ、これらは、自律神経がコントロールしているという事になります。
つまりは、逆流性食道炎は、自律神経の乱れが関係していると言えると思われます。
自律神経失調症は首こりが原因?
では、自律神経の乱れはどうして起こるのかと言われれば、現在は、首こりから来ると言われています。
医学的な根拠を求められるのであれば、東京脳神経センター理事長・脳神経外科医の松井孝嘉氏の書籍をご参考にして頂けたらと思います。
首こりから、自律神経が乱れ、胃の動きが狂ってしまい、胃液が食道の方に上がってきてしまうという流れになると考えられます。
対処法
首こりの改善
首こりが主な原因であるとするなら、首の筋肉の緊張を取る事が重要になります。
首はデリケートな部分ですので、安全な手法が適していると思います。
また、自律神経失調症でなくとも首こりの人がいる事から分かるように、自律神経失調症の症状が出ているという事は、それなりに首こりが悪化しているという事になります。
つまり、それなりの技術がないと、改善は難しいという事が分かると思います。
全身の緊張を取る
体はつながっていますから、当然、全身を緩めて、血流、リンパの流れ、神経の伝達を良くする必要があります。
そうする事で、自然治癒力を最大限に高める事が出来ます。
全身の骨格を整える
自然治癒力を高め、再発もしづらい状態にするには、骨格の矯正も大切になります。
姿勢が悪ければ、頭を支えるために、また首の筋肉に負担がかかり、首こりの原因になると考えられます。
筋膜の癒着を取る
筋肉の周りを覆っている筋膜という膜がありますが、コリが出てくると、癒着してくる事があります。
筋膜の癒着が体の歪みにつながりますから、これを解消する事も、重要になります。
整体は重要?
筋肉の緊張を取る、骨格を矯正する、筋膜の癒着を取る・・・。
これらを実現できるものはなんでしょうか?
整体であるという事が分かるのではないかと思います。
そして、当然の事ながら、それを実現するためには、それなりの技術力が要求されます。
きちんとした、知識、理論と、技術が備わっている事が必要になるわけです。