このような手の症状でお困りではありませんか？
- 手首や手のひらが痛む、しびれる
- 指の曲げ伸ばしに違和感や引っかかりがある
- スマホやパソコンを使っていると手がだるくなる
- 病院で手根管症候群、腱鞘炎、ばね指などと診断された
- 電気治療や薬を受けても改善せず、再発を繰り返している
これらの症状は、それぞれ異なる病名であっても、共通の原因や背景を持つことが多く、まとめて理解・対処することが重要です。
手の不調によく見られる3つの症状
当院では、自律神経の不調を主訴とする方が多く来院されていますが、手のしびれや痛みなどのご相談もあります。中でも、手根管症候群・腱鞘炎・ばね指といった症状は、日常生活に支障をきたすケースもありますが、対症的な施術やリラクゼーションでは改善が難しいことも少なくありません。
当院では、こうした手指の不調に対しても深層筋や筋膜、神経ラインにアプローチする独自の技術で、根本からの改善を目指しています。
手根管症候群とは
手首の内側にある「手根管」を通る正中神経が圧迫されることで起こる神経障害です。親指・人差し指・中指のしびれ、夜間や朝方の手のしびれ、物を落としやすくなるといった症状が見られます。中高年の女性に多く、進行すると親指の付け根の筋肉（母指球）がやせ、つまむ・握るといった動作に力が入りにくくなることもあります。
腱鞘炎とは
指や手首を動かす際に使われる「腱」と、それを包む「腱鞘」に炎症が起きる状態です。特に親指側の手首に起こる「ドケルバン病」が有名で、スマホの使い過ぎや育児中の女性によく見られます。腫れや痛み、熱感などが特徴で、痛みを避けるために無意識に手をかばい、結果として握力が落ちるケースもあります。
ばね指とは
指の腱が炎症を起こし、指の動きがスムーズにいかなくなる状態です。指の曲げ伸ばしの際に「カクン」と引っかかり、ばねのように跳ねるのが特徴です。主に中指・薬指・親指に多く見られ、悪化すると指が完全に動かせなくなるだけでなく、指に力が入りにくくなることもあります。
共通する原因と背景
これら3つの症状には、共通する原因が存在します。
- 長時間のスマホ・PC作業などによる手首の酷使
- 手や腕の使い方の癖、姿勢の悪さ
- 更年期・妊娠・出産などホルモンバランスの変化
- 首や肩、腕の緊張からくる神経・筋膜の影響
手や指に症状が出ていても、その原因が手首より上（肩・首）にあるケースも多く、局所的な治療では根本改善に至らないことがあります。
検査では異常なし？画像に映らない問題
整形外科ではレントゲンやMRI、神経伝導速度検査によって診断が行われますが、明確な異常が映らないことも少なくありません。実際、当院に来られる方の中には「検査では異常なし」と言われながらも、明らかに症状を抱えている方がいらっしゃいます。
その原因のひとつが、筋肉や筋膜の「緊張」や「癒着」による神経の間接的な圧迫です。これは画像検査では見つけられず、手技による触診や問診で初めてわかるものです。
白壁整体院の整体的アプローチ
白壁整体院では、手や手首だけを施術するのではなく、神経や血管の走行を考慮して、頚部から手指までを中心に施術を行います。そして、体は繋がっていますので全身を整えていく事になります。
① 問診・触診
どのような時に（どのような動作で）痛みを感じるか等を詳しくお聞きし、実際に痛みのある箇所や痛みの原因になりうる箇所を押圧して硬さがあるか、痛みを感じるかを探ります。それによって、原因となる箇所、施術法について知る事が出来ます。
② 頚部の筋肉の緊張緩和
手に症状がある場合でも首こりから痛みやしびれが来ている事もありますので、痛みのある個所以外では主に首の筋肉の緊張を緩める整体法をします。インナーマッスルまで緩める技術を身につけています。
③ 頚部〜肩〜腕の筋膜リリース
痛みを取るためには、筋肉の緊張を取るだけでは不十分で筋膜の癒着も取り除く必要があります。痛みのある個所だけでなく、その周辺部も筋膜の癒着を取ります。
④ 全身の調整
体は繋がっていますので、全身の筋肉、筋膜、骨格の調整をします。それによって、その他の悪くなっている箇所を探し全身の不調の改善を目指します。どのような不調も同様ですが、状態が悪くなるほど整体的に見て悪くなっている箇所の範囲は広がっていきます。重症化するほど、広範囲を施術する必要が出てきます。
よくあるご質問
- Q. マッサージやストレッチでは治らなかったのですが？
- A. 一般的なマッサージは表面だけの刺激になりがちです。当院では深層筋・筋膜・神経の状態を評価し、原因に対して施術を行います。
- Q. 日常生活で気をつけることはありますか？
- A. 手や指を使いすぎた結果として、痛み・しびれ・だるさといった症状が出ているケースが多く見られます。これらは「体に無理をしているから、そろそろ休みましょう」というサインです。
基本的には、手指や手首を長時間酷使しないこと。疲れたと感じたら無理をせず、適度に休憩を取り入れることが大切です。また、手を使った直後に冷たい水で手を冷やすのは避けましょう。冷えも症状を悪化させる要因となりますので、温めて血流を保つことが症状の予防や回復につながります。
- Q. 病院で処方された薬や注射と併用しても大丈夫ですか？
- A. はい、併用しても問題ありません。当院の施術は自然治癒力を高めるものであり、医療との併用で相乗効果が期待できることもあります。
関連ページのご案内
手のしびれや痛みは、手首や指そのものが原因とは限らず、首や肩からの神経の圧迫（例：胸郭出口症候群・頚椎ヘルニアなど）が関与している場合もあります。症状が長引く方や、検査では異常がないと言われた方は、原因を見直してみることも大切です。
以下に原因となり得る疾患のまとめ記事をご紹介します。
つらい手の痛み・しびれを我慢せずご相談ください
症状が似ていても、原因やアプローチは人によって異なります。「このまま悪化したらどうしよう…」と不安な方も、まずは一度ご相談ください。的確な原因分析と丁寧な施術で、改善への一歩をお手伝いします。
