【春日市 10代女性】朝起きれない不登校だった中学生が、高校に合格し毎日通えるようになった話

朝起きれない、倦怠感、食欲不振、生理痛などの自律神経失調症の症状が整体で楽になった春日市の中学生が高校に合格したイメージ画像

「このまま学校に行けなくなってしまったら、この子の将来はどうなるんだろう…」
「朝だよ、と声をかけても、全く起き上がってこない…」

福岡県春日市にお住まいの15歳の女性。中学生の頃から始まった「朝起きれない」という深刻な不調で、不登校の状態に。これは、漢方も飲めずにいた彼女が、時間をかけて少しずつ体調を取り戻し、高校に合格、そして毎日元気に通えるようになるまでの、希望の物語です。

お客様について：春日市在住・15歳女性

全ての始まりは、小学校6年生で生理が始まった頃からの、つらい生理痛でした。そして中学3年生の4月、突然食事が摂れなくなり、体重が危険な領域まで減少。小児科では漢方を処方されましたが、苦くて飲むことができず、カウンセリングを受けるのみの日々が続きました。

一時は夕方まで眠り続ける状態に。少しずつ起きる時間は早まったものの、ご来院時は「23時就寝、起床は7時〜11時」と、日によって起きる時間が全く安定せず、週に2〜3回、遅刻しながら学校に行くのがやっとの状態。朝は倦怠感がひどく、週に何度も腹痛に襲われるなど、心身ともに疲れ果てていました。

この症例は、根深い不調からの回復には時間がかかることを示しています。しかし、諦めずに施術を続けた先に、素晴らしい変化が待っていました。

施術2回目： 中学に入ったくらいからあった「めまい」が、施術1回目の後消失しました。
施術5回目（約2ヶ月後）： 倦怠感と食欲不振が、ご来院前の6割程度まで改善。
施術17回目（約4ヶ月後）： 倦怠感は、ご来院前の2割程度にまで軽減。
施術34回目（約6ヶ月半後）： 症状が少しずつ軽減してきた中で、見事、高校に合格されました！
施術38回目（約7ヶ月後）： 「起きようと思えば大体起きれるようになってきた」と、睡眠のコントロールを取り戻し始めます。
施術50回目（約10ヶ月後）： 小学生の頃から彼女を苦しめてきた「生理痛」を、この時初めて感じなかったとのこと。物語が始まった頃からの悩みが、ついに解消された瞬間でした。
施術51回目（約10ヶ月半後）： 高校生活が始まり、施術49回目（2022/4/28）以降、ついに「学校は遅刻せずにすべて行った」という、ご家族にとって何より嬉しいご報告をいただきました。

※　体の状態の変化には個人差があり、効果を保証するものではありません。

首こり（頸椎）の整体法

なぜ、薬も飲めず、何をしても良くならなかった彼女の症状が、最終的に改善へと向かったのでしょうか。そして、なぜ回復に10ヶ月もの時間が必要だったのでしょうか。そこには、この症例の根深い原因が隠されています。

施術をしていて感じたのは、朝起きれなくなったのは最近であるにも関わらず、年齢の割に首の緊張が非常に強く、緩みにくかったことです。当院では、首の緊張の緩和と症状の改善はある程度比例すると考えていますが、この緩みにくさが、回復に時間が必要だった大きな理由です。

では、なぜこれほど首の緊張が強かったのでしょうか。スマートフォンの影響も考えられますが、お話を伺うと、不調の兆候はそれ以前からありました。小学校6年生で生理が始まった頃からすでにあった生理痛。恐らく、この頃にはすでに、自律神経に影響を与えるほどの首の緊張が存在していたのだと推測されます。

さらに問診票には、「猫背」にチェックがついていました。長年の姿勢の問題は、常に首や肩の筋肉に負荷をかけ続けます。この慢性的な負荷が、何年もかけて少しずつ筋肉を固まらせ、症状を重症化させた、本当の根本原因だったのかもしれません。

シャワーだけで済ませがちな入浴習慣も、日々の緊張を解消しきれない一因となっていた可能性があります。

このように、不調の根は数年単位で深く張っていました。だからこそ、薄い皮を一枚一枚はがしていくように、辛抱強く施術を重ねる必要があったのです。時間をかけたからこそ、最終的に「毎日登校できる」という、素晴らしい結果にたどり着くことができました。

この症例は、たとえ改善に時間がかかったとしても、正しいアプローチを続ければ、体は必ず応えてくれるという希望を示しています。

「うちの子の不調は、もう治らないのかもしれない…」

もしあなたが春日市やその周辺で、この方と同じようにお子様のつらい症状に心を痛め、将来を不安に思っているのなら、諦める前にぜひ一度、当院にご相談ください。その長いトンネルの出口を、私たちと一緒に探しましょう。