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肩こりに悩まされている方も多いと思いますが、その中には、定期的にマッサージに通われている方もいらっしゃると思います。
しかし、マッサージを受けていると、気持ち良いと思いますが、いつまでたっても、完全には治らないと思われるのではないでしょうか?
実を言うと、治らないどころか、どんどん悪化している可能性もあります。
マッサージなどで、悪くすることのないように、ここでは、マッサージが肩こりにどのような影響を与えるかについて考えます。
通えば通うほど悪くしているお客さん
肩こりと言えば、マッサージというイメージがあるかもしれません。
そのため、肩がこりだしたときに、筋肉をもみほぐしてくれる、マッサージ店を利用するお客さんもいますが、当然、一度のマッサージで治るわけではありませんから、何度も何度も通う事になります。
そうした中で、「最初に通い出したときは、気持ち良かったが、どんどん気持ち良く感じなくなってきた。」と気づくことがあると思います。
そのため、店員さんに、「もっと強くもんでください。」とお願いしたりします。
そうすることで、また、初めに味わった気持ち良さを感じる事になります。
しかし、この時、お客さんの体に何が起きているかというと、肩をもみほぐすことで、筋肉がさらに緊張し、コリが逆に強くなっていると言う事です。
コリが強くなっているために、痛みが感じにくくなり、さらに強い力でもまないと気持ち良く感じなくなっているわけです。
つまりは、マッサージする事で、良くなるどころか、かえって肩こりを悪化させているという事が言えます。
筋肉というものは、強い力でもむと、かえって緊張する性質があるからです。
実際に、当院に来られた方の中には、長年マッサージに通われていて、肩こりを重症化させている方がいらっしゃいました。
最近は、「筋肉は強くもんだらダメ。」という事も知られるようになってきたと思いますから、この辺を理解されている方も多いかもしれません。
もむ=悪くする?
しかし、だからと言って、筋肉をもみほぐす=悪くするという単純な方程式が成り立つと考えている人もいると思いますが、これも必ずしも正しいとは限りません。
現に、自分が知っている整体師で、かなりちからわざでもみほぐすことで、改善させている整体師がいるからです。
そして、逆に、「痛みのないソフトな整体です。」とうたっている整体がありますが、痛みはないが、技術もないというところもあります。
この場合などは、痛くてもしっかりと結果を出してくれる整体師の方が良いのではないでしょうか?
マッサージ店は技術がない?
ただ、ちからわざで改善させている整体師が結果を出せているのは、当然の事ながら、それだけの技術力があるからです。
チェーン展開しているマッサージ店などでは、数週間研修を受けただけで、お客さんを施術したりしますから、高い技術力を持っているとは考えない方が良いと思います。
そのため、一般的には、肩こりでマッサージに行くと、かえって悪化させているという可能性があるわけです。
肩こりを安全に解消するには?
肩こりは強くもみほぐすと、逆に筋線維を傷つけ悪化させてしまう可能性がある。
ではどうすればいいと思われるでしょうか?
一つ考えていただきたいのは、体を強くもまれ、痛みを感じると、人間の体はどう反応するでしょうか?
力が入り、筋肉を緊張させてしまうと考えられると思います。
そうなれば、表面の筋肉は、一時的に多少は緩むかもしれませんが、奥の方にある筋肉には力が伝わらないという事が起きてくると思います。
では、どうすれば良いかと言えば、痛みを感じさせないように緩めれば良いと言う事になります。
当院の整体法では、そのような技術を身につけています。
そのため、筋肉の奥深くにある、深層筋(インナーマッスル)まで緩める事が出来るわけです。
痛みのない技術が必要である理由が分かると思います。
もちろん、当然の事ながら、単に痛みがなければ良いというものではありません。
技術力が伴っている必要があるわけです。
痛みのない効果的な整体法を使う事で、安全に、なおかつ、心地よい状態で、肩こりを和らげていく事が可能となります。
肩こりの改善に必要な事をもう少し深く理解されたい場合は、肩こりのまとめページもご覧ください。