今回は、整体院選びにおいて非常に重要な「メンテナンス(定期通院)のあり方」について、少し踏み込んだお話をさせていただきます。
当院には、
「長年他の治療院に通っていたけれど、結局良くならなかった」
「その場は楽になるけれど、すぐに戻ってしまう」
というお悩みを持って来院される方が後を絶ちません。
実は、整体業界における「通院」には、大きく分けて2つの種類があります。
この違いを知っておくことは、皆様が大切なお金と時間を無駄にしないために非常に重要です。
1. 「漫然とした通院」と「本来のメンテナンス」の違い
世の中には多くの治療院がありますが、残念ながら「症状が改善していないのに、習慣としてただ通っているだけ」というケースが少なくありません。
厳しい言い方になるかもしれませんが、「何年も通っているのに痛みが変わらない」のであれば、それはメンテナンス(維持・管理)とは呼べません。
当院が考える「本来のメンテナンス」の定義は明確です。
【当院が提供するメンテナンス】
まず、確かな技術で症状を改善させること。
その上で、「良くなった良好な状態(ゼロ以上の状態)」をキープし、再発を防ぐために行うもの。
つまり、結果が出て初めて、メンテナンスという次のステージに進む意味が生まれるのです。
2. なぜ「症状が治まった後」に通う必要があるのか?
では、症状が改善した後になぜ通院をお勧めするのか。
それは、「症状が消えること」と「体が完全に整うこと」にはタイムラグ(時間差)があるからです。
整体の臨床的に見ると、痛みや不調が消えた段階でも、体の奥底には長年の生活習慣で培われた筋肉の緊張や歪みといった「火種」が残っています。
この「火種」を放置すると、日常生活のストレスで再び症状が燃え上がってしまいます。
だからこそ、「マイナスがゼロになった時」で終わるのではなく、「ゼロをプラスに安定させる」ための通院が必要になるのです。
3. 現代人が「自律神経」を整え続けるべき理由
当院では、多くの不調が「自律神経の乱れ」から来ることが多くあると考えています。
特に現代は、パソコンやスマートフォンの普及により、常に目や首に負担がかかり、誰でも自律神経が乱れやすい環境にあります。
自律神経が乱れると、どうなるか?
自律神経は全身の機能やホルモンバランスなどもコントロールしています。
そのため、ここが乱れると以下のような多岐にわたる症状が現れます。「これも自律神経だったの?」と驚かれるものもあるかもしれません。
【自律神経失調症が原因である可能性が高い症状・病気】
- 頭・目・耳:頭痛、眼精疲労、まぶしさ、耳鳴り、耳の詰まり
- 口・のど・呼吸器:口の乾き、味覚異常、のどの詰まり、息苦しさ、過呼吸
- 内臓・循環器:動悸、不整脈、吐き気、胃腸の不調(便秘・下痢)、高血圧
- 婦人科・その他:生理痛、生理不順、手足のしびれ、冷え、ほてり、多汗症
- 精神面:不安、イライラ、不眠、憂うつ、無気力
※その他、ドライアイ、メニエール病、慢性疲労症候群、機能性ディスペプシアなども深く関係しています。
逆に言えば、以下のように考えることができます。
「整体で首を中心とした体の緊張を取り、自律神経さえ整えておけば、健康は高いレベルを維持できる」
たとえストレスがかかっても、メンテナンスで定期的にリセットすれば、これらの大きな病気や不調を未然に防ぐことが可能になると考えています。
当院は「結果」にこだわります
白壁整体院は、ただ長く通っていただくことを目的とはしていません。
皆様が痛みや不調に縛られず、仕事や趣味に全力で打ち込める体を取り戻すことがゴールです。
そのために、まずは結果を出します。
そして、その大切な健康という財産を守るために、月1〜2回のメンテナンスをご提案しています。
もし今、「なんとなく通っているけれど変わらない」と感じている治療院があるなら、一度その通院の意味を見直してみても良いかもしれません。
「本気で体を変えたい」「良い状態を長く保ちたい」とお考えの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

