
「病院で検査しても異常なしと言われた」「有名な整体院に通ったけど、効果は一時的だった」「もう、どこを信じていいか分からない…」
そんな風に、治療院から治療院へと渡り歩く「整体ジプシー」になってしまってはいませんか?
このページでは、なぜあなたの症状がいつまでも良くならないのか、そして、そこから抜け出すために本当に大切な「考え方」について、西洋医学と代替療法の両方を知る専門家の立場から、少し深く掘り下げてみたいと思います。
西洋医学の「限界」とは?
まず、現代の西洋医学は、感染症や外科手術など、急性期の疾患に対して絶大な力を発揮し、多くの命を救ってきました。これは紛れもない事実であり、その恩恵は計り知れません。
しかしその一方で、原因の特定が難しい慢性的な痛みや不調、自律神経系の症状などに対しては、対症療法が中心となり、根本的な解決に至らないケースが多く見られます。医師の中には、ご自身の専門外である代替療法について詳しくご存じない方も多く、選択肢が限られてしまうこともあります。
代替療法の「落とし穴」とは?
では、西洋医学で良くならないなら、整体やカイロ、鍼灸といった代替療法がすべて優れているのでしょうか?残念ながら、単純に「はい」とは言えません。
これらの業界は、施術者の技術力や知識に、まさに「ピンからキリまで」雲泥の差があるのが現実です。素晴らしい技術で多くの人を救う施術家がいる一方で、残念ながら十分な結果を出せていないところも少なくありません。
大切なのは、きちんとした知識がある事、それに裏打ちされた理論がある事。さらには、それを実現する技術がある事。これらがすべてそろって初めて結果が出ることになります。
そのような施術家に巡り合えるか否かが重要になります。
なぜ、あなたは「ジプシー」になってしまうのか?
あなたが治療院を転々としてしまう根本的な理由は、これまで受けてきたアプローチが、症状の**「本当の原因」**に届いていなかったからかもしれません。
例えば、長年の肩こりや頭痛。その原因は、本当に「肩」や「頭」にあるのでしょうか。
私たちはこれまでの経験上、体の別の場所にある「筋膜の癒着」や「筋肉の緊張」が引き金になることがあると考えています。
例えば、肩の痛みが実は首の筋肉の緊張から来ていることは良くあることですが、その場合はどれだけ肩を施術しても痛みは取れないことになります。
また、筋肉も表層部分のみ緩めても痛みを取り切れない事になります。
このように、知識、理論、技術がそろって初めて結果が得られるのです。
「白か黒か」の思考から抜け出す
「西洋医学はエビデンスがあるが、その他の療法は根拠がない」「西洋医学はダメで、代替療法の方が優れている」…。
私たちは、つい物事を白か黒かの二極で判断してしまいがちです。しかし、人間の体はそれほど単純ではありません。
西洋医学にも得意なこと、苦手なことがあります。代替療法の中にも、優れたものと、そうでないものがあります。大切なのは、どちらか一方を盲信するのではなく、それぞれの長所と短所を冷静に見極め、自分にとって最適な選択肢を組み合わせるという視点です。自分自身の考え方や生活習慣(食事、運動、睡眠)も、もちろん非常に重要です。
聖書に、このような言葉があります。
「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。(中略)まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。」
これは、他者を批判する前に、まず自分自身の思い込みや偏見に気づくことの大切さを教えてくれます。
当院の哲学:あなたの体の「真理」を探求するパートナー
私たちの役割は、単に施術を行うことだけではありません。なぜあなたの体が今の状態になっているのか、その「本当の原因」を、あなたと一緒になって探求していくパートナーであると考えています。
私たちは、曖昧な慰めや、根拠のない希望を語ることはしません。これまでの豊富な経験と、知識に基づき、今あなたの体で何が起こっているのかという「事実」を誠実にお伝えします。その上で、改善への最短ルートを一緒に見つけていきましょう。
そのつらい症状の答えは、意外なところにあるのかもしれません。