まぶしいのは自律神経失調症の症状?その理由と対策について

サングラスをはめたフレンチブルドッグ


 

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片頭痛がしたり、めまいがしたり、動悸がしたりといった症状のある人の中には、健康な人以上に光をまぶしく感じてしまう人もいるようです。

片頭痛、めまい、動悸などは、数ある症状の内のほんの一部ですが、このような症状はどのような時に起こるかと言えば、自律神経のバランスが崩れた時です。

光がまぶしく感じる人は、原因が良く分からないと不安になるものだと思いますから、この原因について少し考えてみます。

その他の症状に関して、自律神経が乱れることが原因と書きましたので、この症状に関しても、恐らく自律神経が関係しているのだろうと思われると思いますがその通りです。(ただし、自律神経ではなく、目自体に原因がある場合もありますので、念のため病院で検査を受けておいた方がいいという事は言うまでもありません。)

 

まぶしさが自律神経失調症から来る理由

交感神経と副交感神経のバランスのイラスト

自律神経について軽くおさらいしてみます。

自律神経は交感神経と副交感神経からなり、これらが、バランスよく働く事で、体の様々な機能が健康な状態に保たれています。

簡単に言えば、活動しているときに活発に働くのが交感神経で、休息しているときに優位になるのが副交感神経となります。

ではここで、まぶしいという症状について考えてみます。

 

目の構造

 

人間は瞳孔を大きく開く事で、外界からの光を取り入れようとします。

明るい場所では瞳孔を小さくして、光があまり入らないように調整し、暗い場所では瞳孔を大きく広げて、光をなるべく取り入れるようにして、暗くても周囲の状況が分かるようにコントロールしています。

では、明るい場所にも関わらず、瞳孔が小さくならない場合はどうなるでしょうか?

光を取り込み過ぎて、まぶしいと感じてしまうのではないかと思います。

そして、自律神経について話を戻すと、活動しているときは、交感神経が優位になると話をしましたが、活動するときは、周囲の情報をたくさん取り入れる必要がありますから、瞳孔も大きくなるという事になります。

休息しているときは、その逆で、副交感神経が優位になり、その時は、瞳孔が小さくなります。

つまり、明るい場所にも関わらず、交感神経が優位なままで、瞳孔が大きくなったままであれば、光をまぶしく感じてしまうのではないでしょうか?

まぶしく感じる時というのは、副交感神経が優位になるべき時に、交感神経が優位になっているままの状態になっているという事ができると思います。

このように考えれば、まぶしさを感じる時に、病院で検査しても異常がないと言われる時、原因が自律神経の乱れにあるかもしれないと分かれば、安心できるものではないかと思います。

しかし、厄介な事に、現在の医学には、自律神経の乱れを根本的に治す治療法が存在しないわけです。

自律神経の乱れからくる症状は数多くありますから、皆さん、様々な症状が何年も治らずに悩んでいるわけです。

 

自律神経を整えるには明るいところを見る必要がある?

日光を浴びる麦わら帽子の女性

実は、自律神経を整えるためには、明るいところを見る事が重要になってきます。

もし、光がまぶしく感じるからと言って、暗い部屋の中に引きこもっていたら、自律神経を整える事とは逆の事をしていることになるわけです。

自律神経が乱れている人の中には、そのような状態になっている人がいるようですが、薬だけ飲んで、そのような生活をしていては、元気になるとは考えられないと思います。

体調を崩すと、体に悪い習慣が出来てしまいますから、そのために、また、体調を崩すという悪循環が出来てしまいます。

健康を維持するのも、病気を治すのも、薬ではなく、生活習慣であり、自然治癒力なのですね。

では、自然治癒力を高めるためにはどうすれば良いか、その知識をまず持っておく必要があります。

自律神経の乱れは、首の緊張から来るという事が知られるようになってきましたから、その部分を整体によって改善する事が最も重要になると思います。

自律神経失調症について、より詳しくお知りになりたい方は、自律神経失調症のまとめ記事をご覧ください。