
「もう歳だから、このめまいは仕方ないのかもしれない」
「骨折の後遺症だから、手のしびれとは一生付き合っていくしかない」
「夜勤があるから、睡眠薬がないと眠れないのは当たり前」
そんなふうに、ご自身を納得させながら、つらさを飲み込んでこられた方もいらっしゃるかもしれません。
この症例は、福岡県糟屋郡宇美町にお住まいの66歳女性の整体の症例です。めまい、手のしびれ、肩の痛み、不眠などのお悩みがあり、「年齢や過去のケガ、仕事の影響だから仕方ない」とどこかで諦めかけていたお客様が、首や肩まわりの緊張に整体の視点から目を向けていくことで、少しずつ体の変化を感じられていた経過をまとめています。
「もう変わらない」と感じているめまいやしびれ、不眠について、白壁整体院ではどの部位をどう見ていたのか、整体の視点からできるだけ具体的にご紹介します。
目次
お客様について:糟屋郡宇美町在住・66歳女性
- お住まい: 福岡県糟屋郡宇美町
- 年代・性別: 66歳・女性
- ご職業: パート(夜勤あり)
- 主なお悩み: めまい、手のしびれ、肩の痛み、不眠
ご来院までの経緯:めまい、しびれ、そして睡眠薬に頼る日々
30代の頃、図面を根詰めて書いていると、胸に違和感が出ていたことがあったそうです。
その後、9ヶ月ほど前から、台所に立ったり、興奮したりした時に、頭が揺れるようなめまいを感じるようになりました。さらに、過去に負った鎖骨骨折の影響もあってか、同じ姿勢でいたり、運転をしていると右手がしびれ、下を向くだけで電気が走るような感覚に悩まされていました。
そこに夜勤の仕事が始まったことで生活リズムが乱れ、不眠のお悩みも加わります。寝つき自体は悪くないものの、夜中に何度も目が覚め、朝も早く目が覚めてしまう。睡眠薬(レンドルミン)を飲まなければ、まとまった睡眠が取りにくい状態が続いていました。
施術による変化:睡眠薬なしで眠れたことが印象的だった症例
当院では、不調の背景にある一つの要因として「首周りの緊張」に注目し、そこに配慮しながら整体施術を行いました。その結果、諦めかけていた症状にも、少しずつ変化が見られるようになっていきました。
- 施術1回目: これまでの経緯や症状についてゆっくりお話を伺った後、体の状態を確認すると、骨盤自体には大きなゆがみは見られませんでしたが、首の左右側面と後部上方に硬結があり、左の肩から肩甲骨内側にかけてもこわばりがありました。初回の施術では、首の左側面と左肩を緩めることから始めました。触れてみると、それほど緩みにくいタイプではなく、丁寧に触れていくと次第に柔らかさが戻ってくる感触がありました。
- 施術2回目(初回から1日後): 施術前に常にあった頭が揺れるような感覚が小さくなり、肩のピリピリした痛みも「なんとなく楽になった」と、早い段階から変化を実感していただきました。施術2回目と3回目は、1回目に続き、首の左側面と左肩を中心に整えました。4回目は首の右側面が固まっていたので、集中的に緩めました。
- 施術5回目(初回から10日後): 施術4回目の後から、睡眠薬を飲まずに眠ることができ、夜中にトイレに1回起きただけで、朝まで休むことができたとのことでした。めまいも、ご来院前と比べて4割程度まで落ち着いた感覚があったそうです。この回は、首の右が固く感じられたので集中的に緩めました。
- 施術6回目(初回から16日後): 整体の当日や翌日だけでなく、「23時から5時まで眠れた」「夜勤の日の昼間も2時間ほど眠れるようになった」など、薬に頼らず体を休められる時間が増えていきました。この回は、首の左側面を中心に緩めました。施術7回目は、首の左側面と後部上方を中心に緩めています。
- 施術8回目(約1ヶ月後): 全体的に、不調が気になりにくくなってきた印象をお話しくださいました。めまいは2割程度の感覚にまで落ち着き、常にあった手のしびれは、左手はほとんど気にならなくなり、右手も重い物を持つ時だけ気になる程度に。肩の痛みについても、「だいぶ良くなった」との言葉をいただきました。この回は、首の後部上方の硬結が目立ったため、集中的に緩めました。
その後、ご本人のご都合で通院はいったん中断となりましたが、比較的短期間の通院の中で、めまい・しびれ・睡眠の状態などに複数の変化が見られた症例となりました。
※ 体の状態や感じ方には個人差があり、すべての方に同じような変化をお約束するものではありません。
解説:整体の視点からみた、鎖骨骨折後のしびれや不眠と首・肩の緊張の関係

整体の視点からみると、この方のめまい・手のしびれ・不眠には、「首から肩にかけての緊張」が背景にあった可能性が高いと感じています。骨盤自体には大きなゆがみは見られませんでした。
初回の触診では、首の左右側面と後部上方に硬結があり、とくに左の肩から肩甲骨内側にかけて強いこわばりがあるのが分かりました。「図面を根詰めて書いていた頃から胸に違和感があった」とのお話もあったことから、長時間のうつむき姿勢や腕の使い方で、首や肩の筋肉・筋膜に緊張が蓄積していた可能性を考えました。さらに、鎖骨骨折の経験もあり、鎖骨を骨折した際の衝撃や、その後の安静の影響で、首の緊張や血流の滞りが強まり、その結果、腕へ向かう神経が圧迫されて「手のしびれ」と結びついていたり、自律神経の司令塔といわれる部分のバランスが乱れ、「めまい」や「不眠」の感じ方にも関わっていたのではないかと考えています。また、夜勤という働き方は、不眠を悪化させる「きっかけ」の一つになっていたと考えられます。
施術では、まず首と左肩まわりを少しずつ緩めていきました。筋肉自体はそれほど緩みにくいタイプではなく、丁寧に触れていくと次第に柔らかさが戻ってくる感触がありました。通院の中で、左の首・肩だけでなく、首の後部上方や右側の硬さも確認しながら、そのとき一番強くこわばっている部分を中心に整えていきました。
手のしびれについては、左右で出方に差がありましたが、整体を続ける中で軽減してきたと感じられていました。首や肩まわりの緊張が軽くなっていくことで、神経まわりの圧迫がましになり、しびれが前ほど気にならなくなってきたのではないかという印象でした。
めまいや不眠についても、首こりを中心に整えていくことで、めまいや不眠の感じ方が少しずつ変わってきたとお話しされていました。
この症例から、白壁整体院では、「年齢のせい」「骨折の後遺症だから」と感じている手のしびれやめまい、不眠についても、首から肩にかけての筋肉・筋膜の状態や、左右差・硬結の位置を丁寧に見ていくことで、状態がましになってきたと感じられる方もいると捉えています。
まとめ:宇美町で「もう仕方ない」と感じている方へ
この症例は、「年齢のせい」「過去のケガの後遺症だから」「仕事のせいだから」と諦めかけていた不調でも、体の背景にある要因に目を向けていくことで、状態が変化していく可能性があることを示す一つの事例だと感じています。
もし、糟屋郡宇美町やその周辺にお住まいで、この方と同じように出口の見えない不調にお悩みでしたら、一人で抱え込まずに、白壁整体院でお体の状態を一度見直してみることも、選択肢の一つかもしれません。
関連ページ・ご案内
当整体院の考え方や施術の進め方については、実際の口コミや施術記録も参考にしてみてください。

