「お前はうちじゃ治せん!」──。
勇気を出して助けを求めた心療内科で、医師にそう怒鳴られる。そんな、あまりにもつらい経験をした青年がいました。
福岡市博多区にお住まいの27歳の男性。ある日を境に、外に出ることも、食事をすることも、車を運転することさえ困難になりました。漢方、鍼灸、薬…何を試しても根本的な解決には至らなかった彼が、当院の整体でどのようにして「自分」を取り戻していったのか。その感動の記録です。
お客様について:福岡市博多区在住・27歳男性
- お住まい: 福岡市博多区
- 年代・性別: 27歳・男性
- ご来院時の状況: 無職
- 主なお悩み: 外出や食事への不安、焦燥感、無気力、息苦しさ、めまい、喉のつまり、離人感、強迫行為(確認、手洗い)、その他全身の不調
ご来院までの経緯:絶望の淵で
始まりは2023年10月、仕事中の突然の動悸でした。しかしその翌日から、日光を浴びると息ができなくなったため、外出が困難に。助けを求めた心療内科では冒頭の言葉を浴びせられ、漢方薬局を試すも症状は一向に改善せず、オンライン診療で薬を服用しても副作用が出たので中止されました。
食事中に喉が詰まる感覚に襲われ、食べることへの不安から1年で15kgも体重が減少。食事中、食後にめまいもある。運転中には「人を轢いたかもしれない」という不安に駆られ、何度も同じ道を引き返して確認する。無意味だと分かっていても、手を洗う時間も増えてしまっていました。「自分ではないような感覚(離人感)」もあり、焦燥感や無気力に苛まれる日々。鍼灸院に3ヶ月通い、ようやく外出ができるようになったものの、根本的な解決には至らず、当院のドアを叩かれました。
解説:なぜ、これほど複雑な心身の不調が起きたのか?
なぜ、これほどまでに複雑で、奇妙にさえ思える症状が、一人の青年を襲ったのでしょうか。当院では、その根本原因を、最初の動悸をきっかけに「戦うか、逃げるか」という交感神経が極度に昂った状態が、体に固定化されてしまったことにあると考えました。
その大元にあるのが、やはり「首を中心とした、筋肉・筋膜の極度の緊張」です。この物理的な緊張が、自律神経の司令塔を常に刺激し続け、脳に「危険だ!」という誤った信号を送り続けます。その結果、思考(強迫観念)や感覚(離人感)、そして身体(動悸、息苦しさ)の全てに、過剰な防衛反応が現れていたと思われます。
私たちの施術は、この大元である「体の緊張」を解放し、脳に「もう危険はない、安全だ」と教えてあげることに集中します。
施術による変化:「自分」を取り戻すまでの道のり
施術を重ねるごとに、体と心には、着実な変化が現れました。
- 初回施術後: 「明らかに違った」。その日は不安を気にせず食事ができた。
- 3回目: 不安なことを考える時間が減り、「笑うことが増えた気がする」と、表情が明るくなる。
- 6回目: 大分まで旅行に行き、高速道路も運転できるように。大きな自信を取り戻す。
- 7回目: 悩ましかった「離人感」が出なくなる。不安から手を洗う回数も減少。
- 11回目以降: 運転中に不安がよぎっても、「また始まったな」と客観的に捉え、引き返すことがなくなる。ほとんどの症状が気にならないレベルまで改善しました。
※ 体の状態の変化には個人差があり、効果を保証するものではありません。
お客様のアンケートより:「外出や1人での行動が出来なくなっていたが…」
Q1 どのような症状で来院されましたか。
パニック障害、不安障害
Q2 当院に通院するようになって、どのような変化がありましたか。
パニック障害になり、外出や1人での行動が出来なくなっていたが、旅行に行ったり、1人で通院することが出来るようになりました。
食欲も戻り、姿勢も改善されました。
Q3 当院の施術を受けられての、感想・ご意見をご自由にお書きください。
施術後は、首や肩の凝りが取れて
体が違うのを実感出来ました。
パニックの症状も改善され、とても感謝しています。
まとめ:医師に絶望したあなたへ
この症例は、どれほど症状が複雑で、奇妙に思えても、そしてたとえ医療に絶望してしまったとしても、回復への道は残されていることを示しています。
もしあなたが博多区やその周辺で、この方と同じように出口の見えない悩みを抱え、一人で苦しんでいるのなら。諦める前に、ぜひ一度、当院にご相談ください。
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