スポーツを頑張っているお子さんの中には、膝に痛みを感じるようになり、「オスグッド病」と言われた方もいるのではないかと思います。
痛みのために、スポーツで十分に能力を発揮できなかったり、ある程度悪化すると、休養せざるを得なくなったりします。
しかし、オスグッド病は、症状が軽減するまでに、それほど時間がかかるものなのでしょうか?
整体師から見たオスグッド病の原因、対処法についてお伝えします。
オスグッド病の原因
オスグッド病は、骨の成長に、筋肉や腱などの成長が追いつかないために、筋肉が引っ張られて緊張する事が原因の一つとされているようですが、もちろん、それだけで痛くなるのであれば、成長期の子供は皆、膝が痛くなるはずです。
では、痛くなる子供と痛くならない子供の差はどこにあるかと言えば、結局は、足の筋肉の使い過ぎによる、筋肉の緊張が主な原因になると考えられます。
上図のように、大腿四頭筋と言う、太ももの前側の筋肉が緊張し、膝のお皿(膝蓋骨)、お皿の少し下にあるでっぱりの部分(脛骨粗面)が引っ張られて、脛骨粗面の部分に痛みが出る事が原因になります。
オスグッド病の対処法
大腿四頭筋を緩める
大腿四頭筋の緊張が根本的な原因であるとすれば、大腿四頭筋を緩める事が重要という事になります。
筋肉の緊張を取るのは、整体の得意分野ですから、整体が大切という事が分かると思います。
痛みのある部分を施術する
脛骨粗面に痛みがあるわけですから、その部分も整体する必要があります。
一部の整体の中には、オスグッド病に対する整体法が存在します。
そのような正しい対処法を知っている整体師であれば、かなり良好な結果が出せると思われます。
全身の筋肉を緩める
体はつながっていますので、根本的に痛みを楽にしようと思えば、全身の筋肉の緊張を取る必要があります。
もし、痛みのある箇所だけ筋肉の緊張を取れば、アンバランスになるという事は容易に想像できると思います。
全身の骨格を整える
体のバランスを改善するには、骨格も整える必要があります。
このことを考えれば、なぜ整体である必要があるのかの答えが見えてくるのではないかと思います。
筋膜の癒着を取る
筋膜というのは、筋肉の周りを覆っている膜ですが、筋肉が固まってくると、筋膜も癒着して固まってきますので、筋膜の癒着も取る必要があります。
これにも、相応の技術が必要になります。
オスグッドは安静にする必要がある?
オスグッドになると、痛みを鎮めるために、一定期間、スポーツを休んで安静にする必要があると言われますが、本当にそうでしょうか?
安静というのは、どこか、消極的な対処法のような気がします。
例えば、腰痛の場合を考えてみます。
腰痛の場合は、腰の筋肉の緊張が原因になる事が多いですが、重い荷物を持ち上げた際に、腰を痛めた場合、確かに、安静にすることで痛みが楽になっていく事があるとは思いますが、それよりも、整体をした方が、改善は早いのではないかと思います。
また、ある程度悪化すれば、安静にしているだけではいつまでたっても痛みが和らがないこともあります。
これと同じように、整体で対処する方が良いと言えるのではないかと思います。
オスグッドには非常に有効な整体法がある
「オスグッド病に対する整体法がある」とお伝えしましたが、実は、一部の整体師は、そのような整体法を身につけています。
オスグッド病になったからと言って、何か月も整形外科や整骨院などで電気治療やマッサージなどを受けている人もいるかもしれませんが、オスグッド病の整体法を身につけている所に通われれば、そのような事をする必要もないかもしれません。
一度、検討されてみてはいかがでしょうか?
驚くような結果が得られるかもしれません。
知識と技術の伴った、本物の整体師をお探しであれば、ご連絡いただければと思います。