眠れない夜が、気づけば10年、20年、そして30年…。
「もう、一生このままなのかもしれない」
「熟睡するという感覚を、もう忘れてしまった」
福岡市東区からご来院された50代の男性。大学生の頃から約30年もの間、重度の不眠に悩まされ、病院の薬も効かず、心身ともに疲労の限界に達していました。そんな彼が、当院の整体でどのようにして「快眠」を取り戻していったのか。その長い道のりと、感動の結末をご紹介します。
お客様について：福岡市東区在住・50代男性
- お住まい： 福岡市東区
- 年代・性別： 50歳・男性
- ご職業： 社会保険労務士
- 主なお悩み： 約30年間続く重度の不眠症、慢性疲労、腰痛
ご来院までの経緯：30年間、出口の見えなかった不眠のトンネル
不眠の始まりは、不規則な生活を送っていた大学生の頃。20代になると「2～3時間しか眠れない」日がありました。30歳の頃、病院に行くと、特に精神的な落ち込みはなかったにも関わらず「抑うつ」と診断され、薬を処方されました。しかし、全く効いている実感はなく、5年ほど通院したものの、最後は薬も飲まなくなってしまったと言います。
「毎日1～2時間しか寝ずに仕事へ行く」という、壮絶な日々。そして2年前、他の病気で入院したことをきっかけに、不眠はさらに悪化。布団に入っても2～3時間寝付けないのが当たり前になり、「半年に1回くらいしか、すぐに眠れる日はない」という状態に。2週間に1度は、全く眠れない夜が訪れました。眠りが浅いため疲労は抜けず、日中の眠気に悩まされていました。
解説：なぜ30年も続いた不眠が改善に向かったのか？
なぜ、病院の薬も効かなかった30年来の不眠が、整体で改善へと向かったのでしょうか。それは、アプローチの方法が全く違ったからです。
病院でのアプローチは、不眠という「症状」を薬で抑えようとするものでした。しかし、不眠の根本原因は、30年かけて身体に蓄積された主に「首の極度の筋肉・筋膜の緊張」にありました。
この強烈な緊張が血管を圧迫し、脳への血流を阻害して、いわば脳の慢性的な栄養不足を作り出していたと考えられます。
また、体を休息モードに切り替える自律神経の働きを常に阻害し、「眠ろうとしても眠れない」状態を作り出していたとも考えられると思います。体が24時間365日、ずっと緊張し続けているようなものです。これでは熟睡できるはずがありません。
この方の場合は、一日まったく寝れないこともあるというくらいのかなり重い症状であったこと、30年という長い年月が経過していたということもあり、首の緊張は非常に強力なものでした。
しかし、長年の苦しみから解放されることを信じて通っていただけたこともあり、時間はかかりましたが、最終的には、不眠に悩まされることはない状態までもっていくことができました。
重症度、期間、年齢、生活習慣など、悪い条件が重なり状態が悪化している場合は、時間がかかることもあるということをご理解いただくために、あえて時間のかかったケースを紹介させていただきました。
施術による変化：体が「眠り方」を取り戻すまで
30年という長い年月をかけて固まったお体だったため、改善の道のりは平坦ではありませんでした。時には、もみ返しのような痛みやだるさ、胃の不調など（好転反応）も経験しながら、ご本人の「治したい」という強い意志と共に、一歩ずつ進んでいきました。
- 4回目： 「眠りが深くなってきた。熟睡しているので、疲れの蓄積がない」と、睡眠の質の変化を実感。
- 5回目： 「記憶がないが、1時間以内に寝れたと思う。熟睡しすぎて寝坊した」という、長年なかった嬉しい出来事が。
- 6回目以降： 全く眠れない日が徐々に減っていく。
- 15回目： 「今までの睡眠と違う感じがする。寝ようとしなくても、自然と疲れて布団に入れる」と、体の変化を明確に自覚。
- 24回目以降： 出張先のホテルでも熟睡できるように。寝つきは1時間以内、睡眠時間も5～6時間と、安定した状態が定着。
この後も継続して通われ、時間はかかりましたが、最終的に不眠に悩まされることはほとんどない状態まで回復され、大変ご満足いただけました。
お客様のアンケートより
Q1 どのような症状で来院されましたか。
学生時代から定期的に続く不眠による不調
Q2 当院に通院するようになって、どのような変化がありましたか。
以前は2~3日間寝れないことがざらにあり、長い時では1週間に数時間しか寝れないこともたまにあったが、少しずつ改善していき、途中好転反応もいろいろとあったが、現在ではほぼ毎日快眠出来ている。
Q3 当院の施術を受けられての、感想・ご意見をご自由にお書きください。
ソフトな整体で痛みもなく、落ち着いた場所で癒しも得られて快方に向かっていく感じで何より先生の人格が信頼出来る方なので安心して施術を受けられる。
まとめ：何十年続く不調も、諦める必要はありません
この症例は、どれほど長く、重い症状であっても、本当の原因に的確にアプローチし続ければ、体は必ず応えてくれるということを教えてくれます。
もしあなたが、「もう治らない」と諦めかけている不調を抱えているのなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。その悩みの本当の原因を、私たちと一緒に見つけ出しましょう。
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