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首に痛みや張り、だるさを感じる、首こりの人も増えているのではないかと思います。
首こりは、パソコンやスマホなどの使用でも発症しますから、最近は増加傾向にあるのは当然ではないかと思います。
しかし、特にパソコンやスマホなどを長時間使用していなくても首こりになっている人もいるようです。
また、自覚症状がない人もいますから、知らず知らずのうちに悪くしている方もいます。
知らぬ間に首こりを生じていた人の例を紹介し、ストレスが首こりにつながる事、ストレスを解消し、首こりを予防することの大切さについて考えます。
首こりとは何か?
首こりは首の筋肉が緊張した状態です。
体に痛みが出ると、何も知らない人は「自分の体はどうなってしまったのだろう。」と不安になってしまうようですが、単なるこりに過ぎなかったりします。
筋肉が緊張し、血管が圧迫され、血流が悪くなることで、筋肉に老廃物がたまるなどして筋肉が緊張したままの状態になりますが、これをこりと呼んでいます。
首は重要な部分
単なる筋肉の緊張ですが、首こりは場所が場所なだけに、悪化すると重い症状につながる可能性もあります。
肩に痛みが出たり、手にしびれなども出たりすることもありますが、頭痛、めまい、動悸、吐き気、倦怠感などの自律神経失調症の症状にもつながります。
知らぬ間に首こりになっている場合がある
首に痛みが出るなどして首こりが自覚できる場合と、できない場合があります。
痛みの感じ方は人それぞれで、痛みを感じにくいという人は、知らぬ間に首こりになっていることがあります。
ある介護職員の例
ある介護をされている男性の話ですが、腰痛で整体を受けられたことがありましたが、単なる腰の筋肉の緊張が原因で、緊張を取ると痛み自体は引いてしまいました。
そして、当整体では、どのような症状でも必ず全身を施術しますから、その時に首を施術してみると、首こりはないことが確認できました。
しかし、それからしばらくたってからの事。
不安感が強く、動悸などがあるといった、自律神経失調症の症状が出てきたために、再び整体を受けられました。
その時に首を触ってみると、やはり、かなりの緊張が確認できました。
本人は自覚がなくとも、整体師が触れると、明らかに首こりがあるということが確認できるわけです。
そこで、首の施術をすると、首こりも改善し、不安感や動悸などの自律神経失調症の症状も改善してしまいました。
症状が出た理由が本人にはわからない
知らぬ間に首こりになり、不安感や動悸などの症状が出てきたわけですから、本人には、何が原因かも分かりませんでした。
ただ、介護の仕事で転職した後、仕事内容が合わずにストレスがたまっていたという事は分かりますから、ストレスが原因であるという事は分かりますが、まさか首こりになっているという事には気づきませんし、それが症状に影響を与えているなどという事などは、全く予想もできなかったことになります。
また、医療機関についても同様です。
最近は、首こりが自律神経の乱れにつながると言われている医師も出てきたため、そういったところでは、首こりに気づくと思いますが、一般的な病院では分からずに原因不明で終わるか、根本的には治らない薬を出されるかのどちらかだと思われます。
まとめ
ストレスというものは、本人にはなかなか気づかない事があると思いますし、気づいていたとしても、それがどのくらい体に害を与えるかなどは、全く理解できなかったりすると思います。
そして、知らず知らずのうちに筋肉の緊張が蓄積し、首こりや、さらに悪化すると、自律神経失調症の様々な症状の原因になってしまいます。
多少嫌なことがあっても、我慢して続けることは大切だと思いますが、我慢もし過ぎると大変な症状につながってしまう可能性もあります。
ストレスがあるなら、首こりをため込まないように定期的にストレスを発散するようにする必要がありますが、あまりにも仕事などが合わない場合は、仕事を変えるという事も考える必要があると思います。