
「薬を飲むと一時的には落ち着くけれど、やめるとまた痛みが戻ってくる。」
「心も、胃腸も、腰も…全部がしんどい。」
福岡県春日市にお住まいの30代の男性が、胃の不調とうつ症状、繰り返す腰痛でご相談に来られた整体の症例です。救急搬送されるほどの胃の痛みを経験し、薬への不安も抱えながら過ごしてこられました。
このページでは、まず腰の痛みを落ち着かせるところから始め、その後に自律神経の乱れに関係すると考えている首を中心とした施術による経過を、整体の症例記録としてまとめています。
▼1分で分かる!実際の症例記録(動画)
目次
お客様について:春日市在住・38歳男性
- お住まい: 福岡県春日市
- 年代・性別: 38歳・男性
- ご職業: 自営業
- 主なお悩み: 胃の不調(痛み・不快感)、腹痛、憂うつ、無気力、不安感、倦怠感、喉のつまり、ぎっくり腰、首・肩こり、自律神経の乱れ
ご来院までの経緯:救急搬送の経験…薬への不安
30歳頃から、原因不明の憂うつ感や無気力、不安感に悩まされるようになりました。ここ数年はぎっくり腰を繰り返しており、ご来院の前日にもベビーカーを持ち上げた際に腰を痛めてしまった状態でした。
さらに深刻だったのが胃腸の不調です。2019年頃からみぞおちの痛みが始まり、病院での治療を続けていました。2022年には、体調が急変し救急車で大学病院に搬送。胃カメラやCT検査を受け、処置を受けました。
その後も薬を飲むと痛みは和らぐものの、やめるとすぐにぶり返す…というループの繰り返し。常にある倦怠感や、頭がぼーっとする感覚、喉のつまりにも悩まされ、心身ともに限界を感じていらっしゃいました。
施術による変化:腰・胃腸・心の不調が落ち着いてきた経過
まず、急性の痛みである「ぎっくり腰」を施術し、その後、心と胃腸の不調の背景にある「首」を中心に全身のバランスを整えていきました。
- 施術1回目:初回のカウンセリングでは、長く続く精神面の不調や胃の違和感、腰痛などのお話をうかがいながら、体の状態を確認していきました。お話の内容からも、首や腰の緊張が強いだろうと予測していましたが、実際に触れてみると、首から腰にかけて広くこわばりがあることが分かりました。当日いちばん気になっていたのは、前日に起きたぎっくり腰の痛みでした。そのため、初回は腰を中心に整体を行いました。とくに左側の腰の、肋骨の下や骨盤の上あたりに強い圧痛があり、その部分の緊張をていねいにゆるめていきました。施術後には「大分楽になりました」とお話しされていました。
- 施術2回目(初回から6日後): 腰痛は、初回施術で3割程度の痛みにまで軽減したとのことで、急な腰の痛みは落ち着きつつありました。そこで、ここからは自律神経の乱れと関わりが深い首を中心に整体を進めていきました。触診では、首の後ろ側の上の方のこわばりが強く、とくに気になるポイントでした。2回目と3回目の施術では、この首の後部上方を中心に、全体のバランスを見ながらゆるめていきました。
- 施術3回目(初回から15日後):腹痛は以前より大分落ち着いてきているとお話しされました(ご本人の体感としては、半分くらいになってきたとのことでした)。
- 施術4回目(初回から21日後):精神面がよくなってきた。施術3日目の翌日、胃に違和感が出たので、3日ほど薬を飲むと落ち着いたとのこと。
- 施術5回目(約1ヶ月後):施術4回目の後、 薬を飲んだのは一度きりで、毎日続いていた腹痛も「普段はあまり気にならない程度」と感じられていました。喉のつまりもなくなり、10年来の悩みだった精神的な不調も大きく変化(倦怠感・無気力は3割、憂うつ・思考力の低下は2割、不安感は1割にまで軽減)したと感じられていました。
ご来院のきっかけだったぎっくり腰だけでなく、長年悩み続けた胃腸の不調、そして心のつらさまで、全ての症状が良い方向へ向かいました。
※ 体の状態の変化には個人差があり、結果を保証するものではありません。
整体の視点から見た首と腰、胃の不調のつながり

整体の視点から見ると、この方の不調には「腰の筋肉の強いこわばり」と「首の後ろ側の緊張」が、それぞれ別々の症状に関わっていた可能性があります。
まず、ぎっくり腰についてです。ぎっくり腰は、腰の筋肉に急に強い負担がかかることで起こりますが、その背景には、日頃からの筋肉のこわばりや疲労の蓄積があると考えています。この方の場合も、左側の腰の、肋骨の下や骨盤の上あたりに強い圧痛があり、その部分を中心に緊張が溜まっているようでした。こうした状態が続いていると、ちょっとしたきっかけで筋肉が過剰に働き、ぎっくり腰のような急な痛みにつながってしまうことがあります。

一方で、長年続いていたうつ症状や、薬をやめるとぶり返してしまう胃の不調には、首の緊張が関わっていた可能性があります。首は、自律神経や血流、姿勢のバランスと深く関係する大切な部分です。首の後ろ側の上の方は、頭を支えるために負担がかかりやすく、長時間の緊張が続くと、脳への血流や、自律神経の働きにも影響が出やすいところです。
この方は、以前から胃潰瘍と診断され、調合された漢方薬を飲んだあとに急に貧血のような症状が出て、吐血して救急搬送されたご経験もありました。2020年頃にも胃潰瘍になり、薬で落ち着かせたことがあると話してくださっています。また、「食べてもすぐお腹がすくので、胃酸が多いのだと思う」とも感じておられました。こうした背景から、自律神経の乱れによって胃酸が出やすい状態が続き、胃の粘膜への負担が大きくなっていた可能性も考えられます。
整体師としては、こうした症例を一つひとつ記録しながら、「どの部位の緊張が、どのような不調とつながっていることが多いか」を丁寧に見ていくことが大切だと考えています。
まとめ:繰り返す不調にお悩みの方へ
この症例から分かるのは、いくつもの不調が重なっているように見えても、その背景に共通した体の使い方や筋肉のこわばりが関わっていることがある、という点です。
もしあなたが春日市やその周辺で、この方と同じように心・胃腸・腰といった複数の不調に悩み、「どこから手をつけていいか分からない」と感じているなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。今の体の状態を一緒に確認しながら、少しずつ整えていくための道筋を探っていければと思います。
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