
「また、会議で気分が悪くなったらどうしよう…。」
福岡県春日市にお住まいの57歳の営業職の男性は、30歳の頃から続く吐き気や頭がぼーっとする感覚に悩み、1年前の新型コロナウイルス感染をきっかけに、車酔いのような吐き気やめまいが毎日のように続くようになっていました。会議中に気を失いそうになることもあり、仕事にも支障が出るほどの状態でしたが、脳神経外科でMRIや血液検査を受けても「異常なし」と伝えられていたそうです。
このページでは、首から腰までの緊張、とくに首の左側面に強く出ていたこわばりに整体の視点から目を向けていき、少しずつ緩めていったことで、吐き気やめまいがどのような変化を感じていかれたのかを、一つの整体症例としてご紹介します。
目次
お客様について:春日市在住・57歳男性
- お住まい: 福岡県春日市
- 年代・性別: 57歳・男性
- ご職業: 営業
- 主なお悩み: 吐き気、めまい、頭痛、頭がぼーっとする、目の疲れ、首・肩・腰のこり
ご来院までの経緯:コロナ後に悪化した、20年来の不調
不調は30歳の頃に始まりました。頭に血がのぼり、ぼーっとして吐き気がすることがありました。しかし、症状は「たまに」だったため、だましだまし付き合ってきました。ところが1年前、新型コロナウイルスに感染してから状況は一変します。
特にここ一週間は状態が悪く、「毎日、車に酔ったような吐き気」が続き、仕事が手につかず、人と話すのも億劫になるほどに。会議中に気を失いそうになる感覚にも襲われました。脳神経外科でMRIや血液検査など精密検査を受けても結果は「異常なし」。整骨院でマッサージを受けても、なかなか変化を感じられませんでした。「普通の人はこんなにいい状態なんだ」と、当院の施術を受けてから思われるほど、ご自身の不調が当たり前になっていた彼が、当院のドアを叩いたのは、そんな絶望的な状況の時でした。
施術による変化:「普通の人はこんなにいい状態なんだ」
施術1回目(2024/8/25)
これまでの経緯や症状について詳しく伺った後、全身の緊張や歪みなどの状態を確認しました。
首、肩、背中、腰に全体的にこわばりがありましたが、特に首の左側面の硬さが目立っていたため、この日は首の左側の筋肉や筋膜を中心に、周囲のこわばりをやさしく緩めていきました。
施術後には、「首の左がスーッとした」とお話され、同時に吐き気も落ち着いていました。首の左側の強い緊張が、不快な症状の一因になっていた可能性を感じたため、その後の施術でも首の左側を中心に、少しずつこわばりを整えていきました。
施術2回目(2024/8/31)
前回の施術の翌日に調子よくなり、「これならもっと働ける。普通の人はこんなにいい状態なんだと思った。」とのこと。
施術3回目(2024/9/7)
だいぶ楽になった。三食食べれて、吐き気もそんなになかった。
暑い時、外に出ると気分が悪くなりそうな感じがあるが、深呼吸して抑えている感じ。
施術4回目(2024/9/14)
遠方に仕事に行って外食したら、めまいと吐き気、頭が煮えくり返る感じがしたが、少し動いたら戻る。
目の奥の疲れやすさ、頭が締め付けられる感じ、めまいがしそうな感じがある。
施術5回目(2024/9/21)
だいぶ良くなった。
週単位で少しずつ楽になっている。
施術6回目(2024/9/28)
午前中に結構すっきりしている。
夕方くらいがきつい。
施術8回目(2024/10/12)
打ち合わせの時の吐き気が気にならなくなった。
仕事がやりやすくなった。
施術10回目(2024/11/2)
普通に仕事が出来た。
きつくなることがあまりなかった。
吐き気はなかった。
ごはんも大盛食べた。
施術11回目(2024/11/16)
だいぶいい。
あまりひどくなることはなかった。
施術12回目(2024/11/23)
大丈夫だった。
100kmくらい運転したら、酔ったような感じがあり、だるさもあった。
※ 体の状態の変化には個人差があり、効果を保証するものではありません。
多少の症状は残っていましたが、初めのころに比べて、ほとんど気にならない程度まで症状は落ち着きましたので、施術を終了しました。
初めに不調を感じたのが30歳くらいだったということですから、20年以上不調を引きずっていたことを考えれば、体調が良い方向へ向かったことは非常に意義のあることではないかと思います。
お客様のアンケートより
Q1 どのような症状で来院されましたか。
頭痛とめまいとはき気が続いていたのでインターネットで調べてうかがいました。
Q2 当院に通院するようになって、どのような変化がありましたか。
初回から変化を感じ、数回の施術で大分体調が楽になりました。
現在10回程の通院ですが、ほぼ気にならない状態です。
Q3 当院の施術を受けられての、感想・ご意見をご自由にお書きください。
おちついた雰囲気で施術を受けられて、施術自体も入念にして頂き感謝しております。
これからも体調をくずした時にはうかがいたいと思います。

【解説】脳検査では異常なしと言われた吐き気・めまいと、首の緊張について(整体の視点から)
初回の施術では、この首の左側を中心に筋肉や筋膜の硬さを確認しながら緩めていきましたが、施術後には「首の左がスーッとした」とお話され、同時に吐き気も落ち着いていました。首の左側の緊張が、吐き気やめまいの一つの要因になっていた可能性が高いと感じた場面です。
その後の施術でも、基本的には首の左側面を中心に、少しずつこわばりをゆるめていきました。症状が軽くなっていく経過からみても、この首の左側の緊張が、長年続いていた吐き気や頭がぼーっとする感覚と関係していたと考えています。



6回目の施術では首の後部上方の右側、8回目では首の後部の左側を集中的に緩めたところ、いずれの回でも症状が軽くなっており、これらの個所の緊張も不調の一因になっていたと捉えています。
整体的には、首の筋肉・筋膜が強くこわばることで、頭に向かう血流や、自律神経の働きに負担がかかりやすくなると考えています。それによって、吐き気やめまい、頭がぼーっとする感じにつながる方もいらっしゃいます。お仕事で長時間パソコンをされるということですが、パソコンは自律神経のバランスを乱し、首周りの緊張に繋がるため、徐々に蓄積していた可能性もあります。
新型コロナウイルス感染後に不調が一気に悪化した背景としては、高熱や炎症、免疫反応といった身体への負担が大きかったことに加え、感染中の安静や運動量の低下によって、首から腰にかけての筋肉の緊張がさらに強まったことも考えられます。ギリギリ保たれていたバランスが崩れ、自律神経の働きが乱れやすい状態になったことで、「毎日、車に酔ったような吐き気」が続くようになったのかもしれません。
脳神経外科の検査で脳に異常が見つからない場合でも、こうした首のこわばりや自律神経の乱れが背景にあるケースは少なくありません。白壁整体院では、症状が出ている場所だけを見るのではなく、首を中心に全身の緊張や歪みを触診で確認しながら、強くこわばっている部分をやさしく整えていくことを大切にしています。
今回の方のように、「首の左側がスーッとした」と感じられた後に吐き気が落ち着いてきたり、めまいや頭の締め付け感が少しずつ楽になってきたと感じられたケースは、「脳検査で異常なしと言われる吐き気やめまいの背景には、首の緊張や自律神経の乱れが関わっている可能性もある」という一例として受け取っていただけると良いかと思います。もちろん、原因や変化の感じ方には個人差がありますが、同じような不調で悩んでいる方が、ご自身の体の状態を見直すきっかけになれば幸いです。
まとめ:コロナ後の長引く不調、諦めないでください
この症例は、新型コロナ感染後に長引く吐き気やめまいに悩んでいた方について、脳の検査では異常が見つからない不調の背景に、首の緊張や自律神経の乱れが関わっている可能性もあるのではないか、と考えさせられた一例だと感じています。
もしあなたが春日市やその周辺で、この方と同じように原因がはっきりしない吐き気やめまいに悩んでいるのであれば、首や肩の緊張、自律神経のバランスに目を向ける整体という選択肢もあることを、参考として知っておいていただけると良いかもしれません。同じような不調で悩んでいる方が、ご自身の体の状態を見直すきっかけになれば幸いです。
関連ページ・ご案内
当院の整体や自律神経に関する考え方については、実際の施術記録やお客様の声もあわせてご覧いただきながら、ご自身の不調に合うかどうかの判断材料にしていただければと思います。

