
「大事な行事の前日に、必ずお腹を壊してしまう…」
「これは過敏性腸症候群なの?それとも更年期障害なの?」
「病院も漢方も鍼も気功も試した。何をしてもダメだった…」
福岡県春日市にお住まいの40代の女性が当院に来られた時、まさに「万策尽きた」という深いお悩みを抱えていらっしゃいました。約18年も続く過敏性腸症候群(IBS)の症状と、数年前に加わった更年期障害の症状が複雑に絡み合い、出口の見えない不安の中にいました。
これは、そんな彼女がたった1回の施術で、最も不安だった行事を下痢をせず乗り越えられた、非常に希望の持てる記録です。
お客様について:春日市在住・48歳女性
- お住まい: 福岡県春日市
- 年代・性別: 48歳・女性
- ご職業: 主婦
- 主なお悩み: 過敏性腸症候群(下痢、腹痛)、更年期障害、不安、倦怠感、頭痛、首こり、目の疲れ、ドライアイ、動悸、頻尿、手足の冷え
これまでの経緯
20代で交通事故のむち打ちを経験して以来、首こり・肩こりが慢性化。第一子出産後(2006年頃)から下痢の症状が出始め、2010年頃から通院している病院で「過敏性腸症候群」と診断。以来、大切な行事の前になると必ず下痢になるなど、常に不安を抱えていました。
2021年からは産婦人科で「更年期障害」とも診断され、漢方(当帰芍薬散、加味逍遙散)を処方されるも変化なし。他の漢方薬局では下痢がひどくなり断念。鍼や気功、クロレラなど、文字通り「なんでもした」そうですが、症状は一向に改善しませんでした。
「病院では『食事に気を付けて』『歩いてください』と言われるだけ。歩いて治るなら苦労しない…」と、途方に暮れていました。下痢が出ると一段と疲れやすくなり、腹痛、頭痛、動悸、頻尿、冷え、不安など、全身の不調に悩まされていました。
施術による変化:最大の不安だった「法事」を下痢をせず乗り越えた
長年の不調と複雑な背景があるため、改善には時間がかかると予想されましたが、初回から非常に大きな変化が起こりました。
- 施術1回目(2024/1/17)
- 施術2回目(2024/1/24)のご報告:
この1週間の間に、ご本人にとって最大のストレスイベントである「お父様の一周忌」がありました。ご本人は「今までは当日の朝、必ず下痢をしていた」と強い不安を抱えていました。しかし、- → ストレスがかかった当日も、ひどい下痢にならなかった。(今までにないこと)
- → 昼の懐石料理(普段なら確実に下痢になる)も、軟便程度で済んだ。
- → 日常のトイレの回数も、1日5回→2〜3回に減り、突発的に出なくなり、水のような下痢も出なくなった。
と、ご自身でも驚くほどの劇的な変化をご報告いただきました。
- 施術3回目(2024/1/29): 生理と重なり、頭痛・腹痛はあったものの、いつもの7割程度。まぶたのむくみも出なかったとのこと。
- 施術4回目(2024/2/7): 「首が十数年ぶりくらいに柔らかくなった感じがある」と、体の根本的な変化を実感。
- 施術5回目〜7回目: 症状の波(下痢や腹痛)が見られたものの、薬を飲む回数は少しずつ減少し、7回目の時点で多くの症状が4〜7割程度にまで軽減。(※その後、ご本人の都合で通院は中断)
【解説】なぜIBSと更年期が、首へのアプローチで変化したのか?
この症例は、「過敏性腸症候群(IBS)」と「更年期障害」という、一見別々の問題が、「首の緊張」という一つの根本原因で繋がっていることを示しています。
彼女の不調の原点は、20代の「むち打ち」と、その後の「出産」にあったと思われます。


これらによって発生・蓄積した「首の深い緊張」が、自律神経の司令塔を長年にわたり圧迫していました。
- IBSへの影響: 自律神経が乱れると、腸の働きを正常にコントロールできなくなります。特にストレス(不安)がかかると、自律神経が暴走し、腸が過剰に反応して下痢や腹痛を引き起こします。これが「過敏性腸症候群」の原因ではないかと当院では考えています。
- 更年期への影響: 自律神経の乱れは、ホルモンバランスにも悪影響を与えます。40代後半になり、ただでさえホルモンが不安定になる時期に、首の緊張による自律神経の乱れが加わったことで、動悸、冷え、不安といった更年期様の症状が、より強く現れていたと考えられます。
病院の薬や漢方が効かなかったのは、これらの「症状」を抑えるものであって、大元である「首の緊張」を解消するものではなかったからであると思われます。
今回の施術では、この大元である「首の深い緊張」に的確にアプローチしました。施術4回目でご本人が「十数年ぶりに柔らかい」と実感されたように、司令塔が解放されたことで、自律神経の働きが正常化し始めたのだと思われます。その結果、最もストレスのかかる「法事」の場面でも、自律神経が暴走せず、腸が落ち着いた状態を保てたと考えられます。
まとめ:春日市でIBSと更年期、複雑な不調に悩むあなたへ
この症例は、たとえ「過敏性腸症候群」や「更年期障害」などから来る様々な不調に悩まされ、何をしてもダメだったとしても、決して諦める必要はないということを示しています。
その複雑な不調の根本原因は、病院の検査では見つからない「首の緊張」にあるかもしれません。
もしあなたが春日市やその周辺で、この方と同じように出口の見えないトンネルの中にいるのなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。ここが、あなたの長い「治療院めぐり」の終着駅になるかもしれません。
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当院の技術力については、「論より証拠」で、実際の施術記録・口コミからご判断ください。

