春日市で過敏性腸症候群(IBS)と更年期の不調に悩んでいた48歳女性の整体症例

過敏性腸症候群、更年期障害、下痢、腹痛などが楽になった春日市の主婦がお腹を押さえているイメージ画像

「大事な行事の前日に、必ずお腹の調子を崩してしまう気がするんです。」

福岡県春日市在住48歳の主婦の方の、過敏性腸症候群(IBS)と更年期の不調に関する整体症例です。18年ほど前から続く下痢や腹痛に加えて、年齢とともに動悸や冷え、不安感なども重なり、「これはお腹の問題なのか、年齢的なものなのか分からない」と感じておられました。

このページでは、首の後ろ側上部の右側に続いていた強いこわばりに注目しながら、お腹の不調と更年期の不調が重なった状態を、整体の視点からどのように整理していったのかを、実際の経過とともにお伝えします。

お客様について:春日市在住・48歳女性

  • お住まい: 福岡県春日市
  • 年代・性別: 48歳・女性
  • ご職業: 主婦
  • 主なお悩み: お腹の不調(下痢、腹痛)、年齢的な不調(更年期の悩み)、不安、倦怠感、頭痛、首こり、肩こり、目の疲れ、ドライアイ、動悸、頻尿、手足の冷え、自律神経の乱れ

これまでの経緯

20代で交通事故によるむち打ちを経験して以来、首こり・肩こりが慢性化していました。第一子出産後(2006年頃)からは下痢の症状が出始め、2010年頃から通院している病院で「過敏性腸症候群」と診断されたとのことです。それ以降、大切な行事の前になると必ずお腹を下してしまうなど、常に不安を抱えながら生活してこられました。

2021年からは産婦人科で「更年期障害」とも診断され、漢方薬(当帰芍薬散、加味逍遙散)を処方されていましたが、ご本人としては大きな変化を感じられませんでした。他の漢方薬局で処方された漢方では、逆に下痢がひどくなり断念。さらに、鍼や気功、健康食品など、さまざまな方法を試されたものの、期待していたような結果は得られなかったそうです。

「病院では『食事に気を付けて』『歩いてください』と言われるだけ。歩いて解決するなら苦労しない…」と、途方に暮れたお気持ちも率直にお話しくださいました。下痢が出ると一段と疲れやすくなり、腹痛、頭痛、動悸、頻尿、冷え、不安、目の疲れなど、全身の不調に悩まされている状態でした。

施術による変化:最大の不安だった「法事」を下痢をせず乗り越えた

長年の不調と複雑な背景があるため、変化が出るまでには時間がかかると当初は予想していました。ところが、実際には初回から、ご本人としては印象に残る変化を感じられたようでした。

  • 施術1回目(2024/1/17)
    施術1回目では、問診票や触診から、首から腰にかけて全体的に筋肉が固まっている状態を確認しました。特に気になったのは、首の後ろ側の上の方、右側の部分でした。後頭部の付け根に近い位置に、指先で触ってもはっきり分かる硬い部分があり、このあたりは自律神経や頭まわりの血流とも関係が深いところと考えています。そこで、この首の後部上方右側のこわばりを中心に、ゆっくりと緩めていく整体を行いました。触った感触としては「強烈に緩みにくい」というよりも、適切な刺激を加えれば素直にゆるみが出てくるタイプの緊張だと感じていました。
  • 施術2回目(2024/1/24)のご報告:
    この1週間の間に、ご本人にとって最大のストレスイベントである「お父様の一周忌」がありました。これまでは「当日の朝、必ず下痢をしていた」と強い不安を抱えておられたそうですが、今回は状況が違っていました。

    • → 強いストレスがかかった当日も、ひどい下痢にはならなかった(今までにないこと)。
    • → 昼の懐石料理(普段なら確実にお腹を壊していたような内容)も、軟便程度で済んだ。
    • → 日常のトイレの回数も、1日5回 → 2〜3回に減り、突発的に出てしまうことがなくなり、水のような便も出なくなった。

    と、ご自身でも少し驚かれるような、これまでと違う変化を感じられていたようです。

  • 施術3回目(2024/1/29): 生理と重なり、頭痛・腹痛はあったものの、いつもの7割程度のつらさで済んだとのことでした。まぶたのむくみも出なかったとお話しくださいました。
  • 施術4回目(2024/2/7): 「首が十数年ぶりくらいに柔らかくなった感じがある」と、体感としても明らかな変化を実感されました。
  • 施術5回目〜7回目: この時期も下痢や腹痛など、症状の波は見られましたが、薬を飲む回数は少しずつ減少。7回目の時点で、「ひどい下痢はなかった」「頭痛、首こり、冷え、不安は4割、腹痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸は5割、倦怠感は6割、下痢・頻尿は7割程度まで軽くなった」とのご報告をいただきました。

    多くの症状が、ご本人の体感として4〜7割程度まで軽くなってきたタイミングで、その後はご本人のご都合により通院はいったん中断となりました。

整体の視点から見たお腹の不調と更年期の悩み

整体の観点からは、この方のお腹の不調(IBS)と更年期の悩みの背景には、首の後ろ側上部の右側に続いていた強いこわばりが、一つの要因になっていた可能性があると感じています。

小学生の頃から、人前に出る場面で強く緊張し、運動会の前日などには必ずお腹を壊していたとお聞きしました。そこに20代の交通事故によるむち打ちや、その後の出産と育児の負担が重なり、首の深い部分の緊張が少しずつ積み重なっていったのではないかと考えています。

 

交通事故でむち打ちになる女性大泣きする赤ちゃんを抱っこして疲れ果てているお母さん

一度ある程度まで首こりが悪化してしまうと、そのまま自然に元通り、ということはなかなか起こりにくい印象があります。

これらによって発生し、長年蓄積してきたと考えられる「首の深い緊張」が、自律神経の働きに長期的に影響していた可能性があります。

  1. お腹への影響: 自律神経が乱れると、腸の働きを安定してコントロールしにくくなります。特にストレス(不安)がかかったとき、自律神経が過敏に反応し、腸が過剰に動いて下痢や腹痛を引き起こすケースがあります。これが、長く続いたお腹の不調の背景の一つになっていたのではないかと当院では考えています。
  2. 更年期への影響: 自律神経の乱れは、ホルモンバランスにも影響を与えやすいと言われています。40代後半になり、もともとホルモンが不安定になりやすい時期に、首の緊張による自律神経の乱れが重なることで、動悸、冷え、不安といった不調がより強く現れていたと捉えています。

今回の整体では、全身の緊張を解きながらも、首の後部上方右側の強いこわばりを集中的にゆるめることに重点を置きました。首の緊張がいくぶんやわらいできたタイミングで、行事当日のお腹の不安や日常のトイレの回数などに変化を感じられていたことから、首まわりの状態と自律神経の働き方の間に、何らかのつながりがあったのかもしれないと受け止めています。

同じように、昔から人前で強く緊張しやすい方や、行事の前になるとお腹の調子が乱れやすい方の中にも、体のどの部分に負担がたまりやすいかを一度整理してみることで、日常の過ごし方や不安との向き合い方が少し変わってくる方がいらっしゃいます。この症例も、その一例として見ていただければと思います。

まとめ:春日市でお腹の不調と更年期、複雑な悩みを抱えるあなたへ

この症例は、たとえ長年続く「お腹の不調」や「更年期の悩み」で、さまざまな方法を試しても変化が見えづらかったとしても、「もう何をしても無理だ」と決めつける前に、体の状態をあらためて見直してみる選択肢もあるのかもしれない、と感じさせてくれるケースだと思います。

その複雑な不調の背景には、病院の検査では見つかりにくい「首の緊張」や体の使い方の癖が、静かに関わっていることがあります。

もしあなたが春日市やその周辺で、この方と同じように出口の見えないトンネルの中にいるように感じているなら、一度、お体の状態を整体の視点から見直してみることも選択肢の一つかもしれません。

白壁整体院では、お腹の不調や更年期の悩み、自律神経の乱れなどが複雑に絡み合ったケースでも、その方の生活背景やこれまでの経緯を丁寧にお伺いしながら、首や全身の緊張にやさしくアプローチしていきます。同じようなお悩みでお困りの方は、一人で抱え込まずに一度ご相談ください。

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