
「昨日まで学校を休んでいた我が子が、朝、制服を着ている…」。
福岡県春日市にお住まいの13歳の男子中学生。起立性調節障害と診断され、朝起き上がれずに遅刻する日が続いていた方の整体症例です。
このページでは、自律神経の乱れが関わっていると考えられる起立性調節障害に対して、首まわりを中心に整体を行っていく中で、朝から登校しやすい日が少しずつ増えてきた経過をまとめています。症状の波や、ご家族の関わりについても、整体の視点から感じたことを記録しています。
目次
【春日市 13歳男性】起立性調節障害のお悩み詳細
- お住まい: 福岡県春日市
- 年代・性別: 13歳・男性
- ご職業: 中学生
- 主なお悩み: 起立性調節障害、朝起きれない、息苦しさ、頭痛、胸が締め付けられる感じ、吐き気、倦怠感、腹痛、下痢、食欲不振、自律神経の乱れ
ご来院までの経緯:薬も効かず、遅刻登校の日々
中学生になり、部活や塾で帰宅が22時頃になる多忙な生活が始まりました。
2024年5月、運動中に胸が締め付けられる感じがしてサッカーを休むように。内科や整形外科で検査をしても「異常なし」。
しかし、総合病院で「起立性調節障害」と診断され、処方された薬(ミドドリン、漢方)を飲んでも、体調は一向に変わりませんでした。
6月からは頭痛が出てきて、ついに朝起き上がれなくなってしまいます。
ご来院時は、目が覚めても体が動かず、10時〜11時頃に無理やり起こされる毎日。学校へは昼から遅刻して行くのがやっと、という状態でした。
【施術の経過】初回後の変化と、その後の波
この症例では、初回の施術後に印象的な変化がありました。
ただ、その後の経過は決して一直線ではなく、体調の波を行き来しながら少しずつ変化していった印象です。
- 施術1回目: 症状をお聞きして、自律神経の乱れが関わっていると考え、首を中心に整体を行いました。触れてみると、首の側面、とくに左側と、後部上方あたりに強い緊張がありました。このため、初回は首の左側面をていねいにゆるめることにしました。施術中に息苦しさが出る場面もありましたが、終わるころには落ち着いていました。初回の手応えとしては、まずまず良い方向に向いているように感じていました。
- 施術2回目(初回から5日後): ここで、信じられないようなご報告をいただきました。
「施術の翌日(7月19日)、6月24日以来、初めて朝起きれて学校に行けた」とのこと。
その後も、8時〜9時には起きれる日が続きました。
これ以降は、首の左側面と後部上方右側を中心に緩めていきました。 - 施術5回目〜8回目(夏休み期間中の不調): しかし、夏休みに入り、親御さんから朝無理やり起こされてだんだん悪くなってきたとのこと。再び体調が悪化。「ものすごく悪い」「最近めっちゃ悪い」と、症状の波に苦しむ時期もありました。
- 施術9回目〜11回目: 再び回復の兆しが見え、朝は9時〜11時には起きているとのこと。きつい運動をした後の胸の締め付け感も、以前より良くなっていることを実感。
- 施術12回目(約2ヶ月半後): 「結構よくなった」と、ご本人の表情も明るく。睡眠リズムも「22時〜23時就寝、8時〜9時起床」と安定。施術11回目(約2週間前)以来、「朝から学校に行けた」日が2日ありました。
この時点で、胸が締め付けられる感じや下痢はなくなり、吐き気、腹痛は1割、頭痛は2割、食欲不振は5割、息苦しさ、体のだるさは7割程度になったとの事でした。
その後、ご本人の希望で通院は中断となりましたが、一度は完全に失いかけた「朝から始まる日常」を取り戻す、大きなきっかけとなりました。
※ 体の状態の変化には個人差があり、効果を保証するものではありません。
整体の視点から見た、首まわりの緊張と起立性調節障害の関係について

整体の視点から見ると、起立性調節障害では首まわりの緊張が自律神経に影響していることが多いと感じています。
この方の場合も、初回は首の左側面を集中的にゆるめましたが、翌日に「朝から学校へ行けた」とお母さんからうかがい、この部分の緊張が一因になっていたのかもしれないと考えました。
その後の施術では、首の左側面に加えて、首の後ろ側の上の方、とくに右側の硬さが気になる場面が増えてきましたので、この二か所を中心に、全体のバランスを見ながら少しずつゆるめていきました。症状の変化を踏まえると、この部分の緊張が不調の一つの要因になっていた可能性が高いと感じています。
この方で印象的だったのは、施術中に「息苦しさ」や「気持ち悪さ」が出ることがあった点です。同じような症状の方でも、整体をしていると呼吸が楽になってくるケースが多いのですが、この方は仰向けで続けていると逆に息苦しさが強くなり、横向きになると落ち着く、という反応が見られました。そのため、その日の状態をうかがいながら、負担が少ない体勢で施術を進めるようにしていました。通院を続けるうちに、このような息苦しさや気持ち悪さは出にくくなっていきましたので、首まわりの緊張が少しずつ落ち着き、自律神経の状態も安定しやすくなってきたのではないかと感じています。

今回のお客様の場合、過去の頭を打った経験や、中学生になってからのスマホ、部活、塾といった多忙な生活により、成長期の体に深刻な首の緊張を蓄積させていたことが発症の要因となったのではないかと考えています。
【重要】親御さんへお伝えしたいこと
この症例では、一度良くなった後に症状の波が来ました。
これは、長年かけて蓄積された首まわりなどの緊張が、まだ十分に整っていない時期に、朝むりやり起こされることが重なり、自律神経にとって負担になっていた可能性があると考えています。
お子様の「感覚」と、整体師の「視点」
実際の症状(つらさ)は、お子さん本人が一番分かっています。そのため、お子さんが実感する不調の変化に耳を傾けることは大切です。
一方で、整体的に見た体の状態(筋肉の緊張度合い)は、整体師にしか分かりません。
お子さんが感じる不調は、日常のストレスや天候、整体の好転反応によって変動します。だからこそ、本人の感覚だけでなく、客観的な体の状態も考慮しなければなりません。
このケースでは、お子さんの意思で施術を中断されましたが、整体的に見て、体の状態はまだまだ不完全な状態でした。
今後、生活や勉強の負担が重なったときに、症状がぶり返す可能性もありますし、不調を抱えたまま様子を見ていかなければならない期間が長くなる場合もあると思います。
正しい判断へ導いてあげるために
親御さんは、本人の声に耳を傾けて意思を尊重することも大切ですが、お子様にはまだ十分な判断力が備わっていないこともあります。
そのため、「適切な対処ができるように導いてあげる」ということも、親御さんの大切な役割ではないかと思っています。
そのためにも、不調についてきちんと調べておいて、施術者の意見を参考にしながら、一時的な波に一喜一憂せず、焦らず諦めずに施術を継続することが大切ではないかと思います。
まとめ:春日市で、お子様の起立性調節障害・不登校に悩む親御さんへ
この症例は、回復の過程で波がありながらも、体の状態を見直していくことで、少しずつ動き出しやすい日が出てきた一例だと感じています。
もしあなたが春日市やその周辺で、お子様のつらい症状に心を痛め、「薬を飲んでもなかなか変化が見えない」と感じておられるなら、諦めてしまう前に一度、当院にご相談いただければと思います。
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当院の整体については、実際の施術記録やお客様の声も参考にしていただければと思います。

