交通事故でむち打ちになり、数か月治療を続けたが、一向に痛みが取れないという人も多くいらっしゃるようです。
なぜ、このような事態になっているのでしょうか?
また、整体的には、むち打ちは対応可能なのでしょうか?
原因を知る事で、対処法が見えてきます。
むち打ちの原因は何?
むち打ちは、交通事故やスポーツなどで、衝撃を受ける事で、体が鞭のようにしなることで発症します。
衝撃が強ければ、首の骨を骨折したり、脱臼したりということになると思いますが、骨に異常がない場合をむち打ちと呼んでいるようです。
きちんとした技術のある整体師からすれば、むち打ちの人は、首の筋肉が強く緊張している事が確認できます。
つまり、交通事故などで、体が衝撃を受けたため、頭が大きく振られ、その際に、首の筋肉を瞬間的に緊張させることで、首こりが慢性化してしまったと考えられると思います。
この場合、西洋医学的な検査、レントゲン、CT、MRIなどでは多くは異常が見つかりませんから、痛みなどの症状があるにも関わらず、「どこも悪くない。」で終わってしまうわけです。
むち打ちに数か月、数年と苦しめられる?
交通事故でむち打ちになり、病院や整骨院などに通っているが、いつまでたっても痛みが取れないという人がいると思います。
実は、現在の医学は、筋肉の緊張を取るという事は苦手です。
電気治療などをされたりすると思いますが、なかなか結果が出ないという人が多いのではと思います。
牽引などもされると思いますが、首を引っ張っただけでは、筋肉の緊張を取る事は出来ません。
相応の技術力が必要という事になります。
数か月通院しているのに、一向に痛みが引かず、その内、保険も打ち切りになり、その後、数年たっても症状が治まらないという人もいるようです。
疑問に思われないでしょうか?
首の痛みだけではない
むち打ちになると、様々な後遺症が出るという話を聞かれたことはないでしょうか?
むち打ちは、整体的には、首こりの状態になっているという話をしましたが、現在は、首こりから自律神経失調症の症状が出ると言われています。
自律神経失調症には、どのような症状があるかご存知でしょうか?
自律神経は、脳の命令を全身の器官に伝えていますから、自律神経が乱れる事で起こる症状も多種多様です。
一部を紹介すると、頭痛、めまい、耳鳴り、ドライアイ、口が乾く、動悸、吐き気、胃痛、便秘、下痢、倦怠感、ほてり、冷え、微熱、不安などがあります。
こういった症状が出てくる可能性があるわけですし、その症状が、何年も続く可能性があるわけですから、自律神経失調症の症状が現れた人は大変だという事が分かると思います。
後遺症に長期間悩まされる人
後遺症に数年、数十年と悩まされる人がいますが、なぜそのような事になるか分かりますか?
答えは簡単です。
首こりが解消できないまま、数年、数十年と過ごしているからです。
自分自身は、医者でも学者でもありませんから、詳しいメカニズムは分かりませんが、首こりと自律神経失調症との間に、因果関係がある事は、経験的にも理解しています。
恐らく、ほんの一握りの、きちんとした技術力のある整体師は、そのことを理解していると思います。
後遺症などという言葉を使用すると、どうしようもない症状のように、大げさにとらえてしまうかもしれませんが、実際はそれほど大した原因でもないのではと思います。
首こりは整体の得意分野
整体とは、そもそもどのようなものの事を言うのでしょうか?
筋肉を緩め、骨格を整えて、血流、リンパの流れ、神経の伝達などを改善し、自然治癒力を高める技術という表現ができると思います。
つまり、首こり、首の筋肉の緊張を取り除く事など、整体の目的の一つであり、得意分野であるという事が分かると思います。
確かな技術を持つ整体師であれば、むち打ちなどにもしっかりと対応できるのではと考えられないでしょうか?
きちんとした技術のある、信頼できる整体師に出会えていますか?
※個人の感想であり、効果には個人差があります。