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自分は整体師として活躍していますが、自分自身が病気のため、色々な気功師のもとを渡り歩いている時がありました。
その中に、東京で有名?な気功師の施術を受けたことがありましたので紹介します。
雑誌の最後の方のページに掲載されていた気功師です。
有名な気功師の気功
病気になり、何年たっても症状が治まらなかったため、インターネットで検索して、良さそうなところを手当たり次第に予約していた時がありました。
その中に、東京の世田谷あたりだったと思いますが、技術が高そうな気功師がいましたので、行ってみる事にしました。
その時は、大学生の頃で、千葉に住んでいましたので、片道1時間以上、1000円以上使って向かいました。
治らなければ仕事もまともにできないのではないかと必死だったわけです。
到着して施術室に入ると、70代くらいの白髪交じりのおじいさんが現れました。
ベッドに横たわり、そのおじいさんと、お弟子さんと思われる、もう一人の男性が、自分の体に遠間から手をかざし、カサカサと音を立てながら動かしている様子でした。
次第に眠くなり、目が覚めた時には、施術は終了していたようでした。
その後、気功師のカウンセリングがあり、「どうでしたか?気分が良くなったでしょう?」といった話を、一方的にされたと思います。
内心、「治った感じはないんだけどな。ここもだめか。」と失望感を感じながら、その気功院をあとにしました。
これこそまさに幸運を呼ぶ石です!?
その後、千葉の精神的な病気に実績のある整体師によって、自分の症状は改善されたわけですが、その整体院に通っていた時の事、予約の時間まで、少し時間があったので、近くのコンビニで、雑誌を立ち読みしていました。
雑誌の最後の方のページを見ていた時の事、どこかで見覚えのある写真がありました。
以前に一度受けた気功の先生でした。
内容はと言うと、良く、漫画などの雑誌の最後の方に、運気が上がるグッズを紹介している事があると思いますが、それを推薦する記事だったわけです。
お風呂に美女と浸かり、札束をばらまいているような写真がありますよね。
「仕事もできない、女にももてない自分が、この幸運の石を持った途端に、宝くじに当たって大金を手にして、女にももてまくり。」といった記事です。
そして、ブレスレットかネックレスか忘れましたが、その幸運を呼ぶ石に対して、自分がお世話になった気功の先生が、「この石からは、ものすごく強い波動が出ています。これはまさに、幸運を呼ぶ石です!」といったコメントをして推薦しているようでした。
「先生、何やってるの?(汗)」と苦笑してしまいました。
ひょっとすると、この先生がおっしゃるように、本当に、石から強力な波動が出ているのかもしれません。
しかし、それが事実だとしても、宝くじが当たったり、それにひかれてか美人の恋人が出来たりすることは、幸運な事だとは思いません。
「悪銭身に付かず」で、楽して手に入った金など、すぐに失ってしまうものだと思いますし、逆に人を不幸にするものだと思います。
また、お金目当てによってきた恋人など、お金が無くなれば去っていくでしょう。
本当の幸せは、道義的に正しいことをしている時に得られる、もっと深遠なものではないでしょうか?
見るだけで癒されるビデオ
この気功院では、「見るだけで癒されるビデオ」なるものもありました。
本当に、色々なものに手を出していると思われるかもしれませんが、それくらい、まさに、藁をもつかむ状態だったわけです。
一つ2万円だったでしょうか。
ぼったくりではないかと思われるかもしれませんが、気功を受けるのに、一回5千円などするわけです。
何度も見れることを考えれば、決して高い金額ではありません。
そして、効果はというと・・・・。
特に変化はありませんでした。
しかし、せっかく買いましたので、何度も何度も再生しました。
ビデオから気が出ている?
実は、近くの公民館で気功教室を開いていましたので、習いに行っていたことがありました。
その気功の先生に、「気を発するビデオ」の話をすると、「とても興味がありますよ。」とおっしゃっていただけたので、見ていただくことにしました。
先生の家で、再生していると、先生は、「座った状態で見ていると良い。」と話をされました。
その方が、気をたくさん受けやすいのだろうと思います。
結局、その時の自分には、気を感じる事ができませんでしたので、半信半疑の状態でしたが、気を感じられる人からは、しっかりと気が出ているのが感じ取れるのかなと思われました。
このことを考えれば、雑誌で紹介されていた石も、何らかの波動を発していたのかもしれません。
ただ、それが強運の波動だとは限らないと思いますが・・・。
溺れる者は藁をもつかむ
自分自身、病気が治らずに、様々なものに手を出してきたことという事が伝わったのではないかと思います。
これも長い長い闘病生活で経験した、ほんの一部に過ぎないわけですが。
まさに「溺れる者は藁をもつかむ」のことわざ通りですね。
しかし、このように、自分自身が、実体験を通して得てきた知識を持っている事が、現在の強みになっていると思いますし、全て価値ある体験だったのではないかと思っています。