整体とマッサージの違い~技術的な観点から

マッサージする様子


 

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整体とマッサージは似た者同士のように思われますが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか?

ここでは、資格や技術の違いのみでなく、読者が興味をお持ちだろうと思われる、技術力の高さの違いについても紹介しようと思います。

 

整体とは

腰を施術する整体師

まず、整体とは何かと問われれば、「手などを使い、筋肉を緩め、骨格を整え、自然治癒力を高める技術」といった表現ができると思います。

何やら、漠然とした表現であると思われると思いますが、その通りで、一口に整体と言っても、多種多様な技術がある事になります。

 

マッサージとは

マッサージを受ける女性

一方、マッサージの方も言葉の使い方によって、意味が異なってきます。

あん摩マッサージ指圧師(国家資格保持者)が行う施術をマッサージと呼びますが、一般的には、体をもみほぐす技術をマッサージと呼んだりしています。

そのため、いわゆるもみほぐしをするところもマッサージと呼びますし、整骨院や整体院などでも、筋肉をもんでいる所は、マッサージと言っていたりします。

 

技術力の違いは?

 

定義があいまいであるため、整体とマッサージというくくりで、技術力の違いを論じる事は出来ませんが、もう少し細かく分類して説明してみます。

 

もみほぐし

親指を立てるマッサージ師

まず、もみほぐしについてですが、このようなところ(チェーン店になっているようなところ)は、数週間研修を受けただけで、お客さんの体を触る事になりますから、一般的には、高い技術を望むことはできないのではと思います。

お客さんの中には、理解されていない方もいらっしゃるようですが、そもそも、リラクゼーションが目的ですので、腰が痛い、肩がこるなどで行くこと自体が、見当違いのように思われます。

また、筋肉は、強くもむと、逆に硬くなる性質があります。

長年もみほぐしをして、悪化させている方もいらっしゃるようです。

 

あん摩マッサージ指圧師

マッサージをする様子

あん摩マッサージ指圧師の技術に関してですが、このような事を書くと怒られるかもしれませんが、自分がお客さんから聞いた話によると、技術は高くなかったとのことです。

しかし、実際には、あん摩マッサージ指圧師の資格をお持ちの方で、高い技術力をお持ちの方はいらっしゃいます。

ここで、よく考えていただきたいのは、資格を持っている=技術が高いという事にはならないという事です。

医師免許を取得したからと言って、すぐさま名医になるわけではありませんよね。

それは単に、必要最低限の資格を身につけたというにすぎません。

本当の技術の向上は、そこから始まると思います。

資格を持っているというのは、最低限の知識や技術があるという指標にすぎず、高い技術力を示すものではないわけです。

どのような領域でも同じと思いますが、大事なのは、資格の保持うんぬんではなく、その後、お客さんのために、技術を向上させるため、どれだけ真摯に努力をされたかではないでしょうか?

 

整体

整体する様子

整体の技術は幅広いですが、その中には、マッサージ店と同じように、体を親指などでもみほぐす技術を使っている所もあります。

そういったところは、整体と言ってはいても、実際にやっている事は、マッサージと変わらなかったりします。

また、骨格をポキポキするなどして、矯正する技術を使うところもありますから、そういった部分では、単なるマッサージとは区別できるものかもしれません。

とにかく、「整体」という名称自体にはあまり意味がなく、したがって、名前自体は、技術力の高さを区別する判断材料にはなりません。

結局のところ、整体師自体が、何を求め(癒しを提供したいのか、健康を取り戻してほしいのか、ビジネスがしたいのかなど)、どのような努力を続けているのか(高い技術を追い求めているのか、固定客を増やそうとしているのか、コミュニケーション能力を高めようとしているのかなど)によって異なります。

 

名称に意味はない

結果

まとめると、「整体」、「マッサージ」などの名称は、定義の仕方によって、意味合いが異なってくるため、名称だけでは、技術力を知るための判断材料にはならないというのが答えです。

ただ、繰り返しになりますが、もみほぐしをしているチェーン店などは、短期間の研修で施術を開始するため、高い技術は望まない方が良いと思います。

では、長期間、学校のカリキュラムをこなしたり、修行を積んできた整体師が高い技術を持っているかと言われれば、必ずしもそうとは言えません。

何の技術を身につけたかで、初めから、技術力が異なっているためです。

色々な整体院のホームページをのぞいてみると、どこも同じように、優れた技術のように見えるかもしれませんが、実際には全く異なっています。

結局は、技術力の高さを知るには、「結果」しかないわけです。