
「また、あの発作が起きたらどうしよう…」
「運転中や、歯医者でさえも動悸がしてくる…」
そんな不安を抱えながら、日常生活を送っていた方の整体の症例です。
福岡県那珂川市にお住まいの29歳男性。高速道路の運転中に突然強い動悸に襲われ、その夜には過呼吸で救急搬送されました。病院では大きな異常は見つからず、「精神的な問題」と言われたものの、外出そのものに強い不安を感じておられました。
このページでは、首から腰まで全身が固まっていた体の状態、とくに左側の首のこわばりに注目しながら、整体を続ける中で動悸や予期不安が少しずつ落ち着いてきた経過を、整体症例としてまとめています。
目次
お客様について:那珂川市在住・29歳男性
- お住まい: 福岡県那珂川市
- 年代・性別: 29歳・男性
- ご職業: 教習指導員
- 主なお悩み: 動悸、不安感、焦燥感、過呼吸(パニック発作の疑い)、自律神経の乱れ
ご来院までの経緯:高速道路でのパニック様症状、そして救急搬送
約1年半前から動悸を感じ始め、半年前からは歯医者に行くのも苦手になるなど、日常生活に支障が出始めていました。そしてご来院の2日前、高速道路を運転中に、これまで経験したことのない激しい動悸に襲われます。その夜、動悸は治まらず、ついに過呼吸を起こして救急車で搬送される事態に。
しかし、病院での診断は「精神的な問題」。精神科を勧められたものの、どうすれば良いか分からず、外出すること自体に強い不安(予期不安)を感じていました。「ここに来る途中、また動悸がしたらどうしよう…」と、那珂川市から当院(大野城市)への道のりさえも億劫に感じていた、と話してくださいました。そんな中、那珂川市周辺で心の不調に対してできることを探しているうちに、当院を見つけてくださいました。
施術による変化:一度症状が強まってからの、着実な経過
この症例のポイントは、初回の整体施術の後に、一度症状が強く出たことです。これは体が変化していく過程で起こりうる反応の一つではないかと当院では捉えていますが、必ずしも全ての方に当てはまるわけではありません。その波を経た後、体の状態は少しずつ落ち着いていきました。
- 施術1回目:お体に触れてみると、首から腰まで全体的にこわばっている印象がありました。特に首の左側の筋肉が強く固まっており、この部分の緊張が自律神経の乱れと関わっているのではないかと考えられました。
この日は、全身の状態を確認しながらも、とくに首の左側のこわばりを集中的にゆるめる整体を行いました。施術中は、不安や動悸があるとの事でした。 - 施術2回目(初回翌日): 初回施術の当日の夕方以降は「すごく楽だった。整体が効いた感じだった。」との事でした。しかし、深夜に動悸で目が覚め、翌朝はひどい息切れで仕事ができず内科を受診しましたが、心電図・レントゲン・血液検査では「異常なし」。
- 施術3回目(初回から2日後): この頃から、変化が感じられるようになってきました。「夜、動悸で目が覚めることが最近多かったが、昨日は目が覚めなかった」との嬉しいご報告。動悸、不安感、焦燥感が、ご来院前の半分程度(5〜6割)まで気になりにくくなってきた、とのことでした。
- 施術4回目〜5回目: コーヒーを飲んだ日や、仕事が忙しい日など、きっかけがあると調子を崩すことはありましたが、ご本人も「かなり調子いい日があった」「ここに来る時のしんどさが、だいぶ良かった」と、全体的な変化を実感されていました。
- 施術6回目(約1ヶ月後): 症状に波はありながらも、全体的に落ち着いてきた印象でした。動悸は3割、不安・焦燥感は4割、そして救急搬送のきっかけとなった過呼吸は1割程度まで気になりにくくなられました。
※ 体の状態の変化には個人差があり、効果を保証するものではありません。
整体の視点から解説:首のこわばりと動悸・予期不安について

体の状態は、首から腰まで全身の筋肉が固まっている印象があり、首では、左側面の硬結が大きく感じられました。
日頃から湯船に浸かる習慣がないと伺いました。湯船に浸かることは、血流を促し、たまった疲労物質を体の外へ流しやすくするという点で、整体的にはとても大切な生活習慣の一つだと考えています。それができていない状態が続くと、知らないうちに筋肉の中に疲れがたまり、全身がこわばりやすくなってしまうケースがあります。この方の首から腰までの硬さの背景には、そうした生活習慣も関わっていた可能性があると感じました。
一方で、パソコンやスマホの使用時間は1日1時間程度と伺っており、画面の見すぎだけが大きな要因になっていたわけではなさそうでした。自律神経が乱れて、体が無意識に緊張してしまう状態が比較的長く続いていたことも首まわりの緊張をさらに強くしていたように思われました。
首の左側には、自律神経や心臓への働きと関わりの深い神経や血管が通っています。そこに強いこわばりが続くと、交感神経が優位になりやすく、心臓の鼓動や呼吸の変化を敏感に感じやすい状態が続くことがあります。この方も、首の左側の緊張が強い状態で、仕事や運転によるストレスが重なり、動悸や息苦しさが出やすい土台が出来上がっていたのではないかと考えられました。
当院での整体では、毎回全身の状態を見ながらも、とくに首の左側のこわばりを中心に、少しずつ力みが抜けるように整えていきました。体の緊張がやわらいでくるにつれて、「夜中に動悸で目が覚めることが減ってきた」「ここに来る時のしんどさが前より楽だった」といった言葉が増えていったのが印象的でした。首まわりの状態がいつもより落ち着いている時間が増えたことが、動悸や予期不安が前ほど強く出ない日につながっていた可能性があります。
整体的には、これまでの経験上、体の状態が完全に整うようよりも症状が落ち着く方が先であると考えています。この方の場合は、症状が安定してきた段階で通院が一度途切れており、首の緊張がしっかり取り切れる前のタイミングだった印象があります。自律神経の不調は、疲れやストレスの重なり方によっては再び波が出ることもあるため、本来であれば、もう少し首の左側を中心に体を整えておけると安心だったかもしれません。
長い期間、パニック症状と付き合ってこられた方の中には、何年も病院や治療院を回ったあとで、「やっぱりもう少し早く体のケアも始めておけば良かった」とお話しされる方もおられます。この症例も、そうした意味で、首のこわばりや生活習慣に目を向けるきっかけの一つになればと感じています。
まとめ:那珂川市で、原因不明の動悸・不安(パニック様症状)に悩むあなたへ
この症例は、動悸や不安も、「心だけの問題」とは言い切れない側面がある場合もある、ということを示している一例かもしれません。
もしあなたが那珂川市やその周辺で、病院に行っても「精神的なものだ」と言われ、出口の見えない不安に悩んでいるのなら、一度体の状態にも目を向けてみることが、一つの選択肢になるかもしれません。
関連ページ・ご案内
当院での施術の実際の経過記録や、ご来院いただいた方の口コミについては、関連ページよりご覧いただけます。
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