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肩こりに悩まされている人が多いようですが、肩こりに効果がありそうなものの一つに、入浴があるのではないかと思います。
お風呂で体を温めると、血行が促進され、肩こりも改善されそうなイメージもあると思いますが、実際のところはどうなのでしょうか？
お風呂が大切なわけ
肩こりは、肩の筋肉が緊張したものであり、それは、筋肉内に、老廃物が蓄積する事で起こります。
そのため、コリを解消しようとすれば、血行を促進して、老廃物を筋肉内から排出してやれば良いと言う事になります。
このような理屈が分かれば、入浴で血行を良くすることが、肩こりに良い影響を与えると言う事が分かると思います。
実際には、肩こりのみならず、腰痛、その他、様々な体の痛みに対しても、入浴は大切という事になると思います。
整体の施術中でも入浴は大切
整体をしていて思うのが、お風呂に入る習慣がない人は、体が硬くなっている傾向があると言う事です。
お風呂に入らないと言っても、シャワーも全く浴びないと言っているわけではありません。
現在の日本において、そのような事をしていれば、ひんしゅくを買いそうですよね。
しかし、湯船につからず、シャワーのみで済ませている人はそれなりにいらっしゃるのではないかと思います。
整体は、筋肉を緩めて骨格を整える事で、自然治癒力を高めますが、湯船につかる習慣がない人は、やはり、筋肉を緩めるのに少し時間がかかると思います。
そのため、整体で施術を行っていく際にも、湯船につかる事が推奨されます。
肩こりは入浴で治る？
ところで、最も気になる部分だと思いますが、肩こりに入浴が大事なのは分かりましたが、入浴で、肩こりが改善する事はありうるでしょうか？
慢性的な肩こりに悩まされている方は、「お風呂につかるくらいで治るわけないだろう。」と思われると思いますが、その通りだと思います。
肩こりになったばかりの人は分からないかもしれませんので、念のためお伝えしておくと、肩こりがある程度悪化してしまったら、入浴くらいでは改善することはありません。
なぜでしょうか？
はっきりとした根拠を示せるわけではありませんが、肩の筋肉に老廃物が蓄積してコリになっているのであれば、入浴くらいでは、筋肉内の老廃物を排出する事が出来ないのではないかと考えられます。
整体が大切
筋肉の老廃物を排出するには、やはり、整体を受けるのが手っ取り早いと思います。
そして、入浴により、血流やリンパの流れを良くすることで、その老廃物を体外に排出しやすくする事が出来ます。
入浴は、肩こりを整体で改善する際の補助的な手段といった位置づけになると思います。
また、肩こりにならないための予防や、整体で症状が治まった後の、再発防止程度であれば、多少は有効かと思います。
肩こりに整体が大切な理由については、肩こりのまとめ記事をご覧ください。