コロナは自然治癒力を高めれば恐るるに足らず?

新型コロナウイルス

 

新型コロナウイルスが蔓延し、世界中の人が恐怖におののいていますが、新型コロナウイルスとは、そんなに恐れるべきものでしょうか?

整体師の視点から、この問題について解説してみたいと思います。

 

どれだけの人が重症化している?

新型コロナウイルスで重症化した患者

厚労省の調査によると、重症化している人の割合は、50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%とのこと。

この数値は高いと思われるでしょうか?低いと思われるでしょうか?

実際に重症化しないとは言い切れませんから、全く安心できる数値ではないと考えられるかもしれません。

しかし、人の健康状態は全く異なると思います。

数値からは、平均的な健康状態であれば、重症化する事は、そう簡単にないという事が言えるのではないかと思います。

さらに言えば、健康的な生活、自然治癒力を普段から高く保つような生活ができていたとしたら、重症化するなどは、まずないと言えると思います。

 

自然治癒力を高めるには?

健康的な生活習慣

では、新型コロナウイルスで重症化するリスクを減らすために、自然治癒力を高く保つには、どうすればいいでしょうか?

栄養バランスの良い食事、適度な運動、休養、睡眠、前向きな思考習慣(社会参加)、こういったものは改めて説明する事もないと思います。

皆さんが常識的に理解している事ではないでしょうか?

ただ、整体師の視点から、もう一つ指摘しておこうと思います。

こういった、生活習慣だけで、健康が保てるならば、なぜ、皆さん、病気になってしまうのか、なぜ、病気が生活習慣で治せないのか、という話になります。

そこで、整体的な視点も重要になるわけです。

 

自然治癒力=自律神経のバランス?

交感神経と副交感神経のバランスのイラスト

ここで、自律神経について考えます。

自律神経は脳の命令を体中の器官に送っていますから、これが乱れる、つまり、自律神経失調症になると、全身に、様々な症状が現れます。

頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、動悸、腹痛、便秘、頻尿、不眠・・・。

また、血流や体温調整などもしています。

これらが自然治癒力に直結する事は、良く知られている事ではないかと思います。

このように考えれば、自律神経の乱れが、自然治癒力の低下に直結するという事が、容易に理解できると思います。

 

高齢者は自律神経失調症?

きつそうなおばあさn

年を取ると、色々な症状が出てくると思います。

腰痛、膝痛などの体の痛みだけでなく、めまい、耳鳴り、不眠、不安、憂うつ、倦怠感などなど。

これらは、すべて自律神経失調症の症状になります。

しかし、こういった症状が出てきても、病院に行けば、「年だから仕方ない。」で済まされる事が良くあると思いますが、結局、西洋医学には、自律神経失調症を根本的に治すための有効な治療法がないわけです。

例えば、不眠の症状が出たとします。

病院に行けば睡眠薬を処方されますが、これが運よく効いたとして、(ある程度重症化すれば薬など効かなくなります。)眠れる様になったとしても、自律神経失調症は根本的には、改善していないという事になります。

つまり、自然治癒力は低下したままという事です。

さらに悪化すれば、不眠のみならず、めまい、倦怠感、その他、様々な自律神経失調症の症状が現れることとなります。

このように考えれば、お年寄りは、自律神経失調症になっている人が多くいて、そういう人は、自然治癒力が低下している。

であれば、新型コロナウイルスなどに感染すれば、ウイルスに負けて、重症化してしまうという理屈が分かると思います。

もちろん、自律神経失調症に限らず、よく言われている、基礎疾患がある方も同様です。

こういった方も、自然治癒力が低下しているわけですね。

 

ワクチンが問題解決のカギ?

ニュース番組

行動制限によって、様々な人たちが苦しい生活を強いられており、これを解決するためには、ワクチンを普及させることが急務であり、それが、この問題を解決するためのカギだと、ニュースでは、常識のように報道されていますが、これについてはどのように考えられるでしょうか?

現在の医学では、自律神経失調症を改善できない。

自然治癒力を高める事が非常に不得手である。

そのため、皆さん、薬づけの生活をされ、半分病人のような健康状態で生活をされている。

例えば、仮に、自然治癒力を高めることのできる、本物の医療が世界中にいきわたっていたとしたら、どうなっていたでしょうか?

皆が、高い自然治癒力を保てていたとしたら、新型コロナウイルスで重症化する人など、ほとんど出ないという理屈になりますから、普通の生活が出来、それこそ、コロナとの共存が、ワクチンなどなくともできていたということになると思います。

普通にこれまでの生活を維持でき、知らぬ間に感染し、免疫が出来て、行動制限などもほとんど不要になっていたかもしれません。

このように考えれば、テレビや新聞などの、ある程度信頼性の高いマスメディアで報道されている事も、真理を述べているとは言えないかもしれません。

所詮、スポンサーは、大企業ですし、さらに言えば、政治を動かしているのは、一部の大企業、富裕層、権力者ですから。

 

大事なのは適切な判断力を養う事

天使と悪魔の影

「自然治癒力を高めておけば、マスクもうがいも手洗いも不要なのだ。」というつもりは、毛頭ありませんし、現に、自然治癒力を高くできるような医療が確立されていない、現時点では、そういった対策は必要だろうと思います。

ただ、もっと本質的な話をすれば(確実に正しいと言える話をすれば)、他人の話、権力者、権威と言われている人の話、テレビ、新聞などの報道など、なんでもうのみにするのではなく、しっかりとした根拠、事実を元に、自分で判断するようにする事が重要と思います。

法律すら、一部の人間の都合の良いように作られているわけです。

そのように、適切な判断ができる人が増えないかぎり、いつまで経っても、それこそ、対症療法で間に合わせ、幸福な世の中を実現する事は出来ないだろうと思います。

これは、健康や医療以外の全ての問題に関しても言えることです。