交通事故で足にしびれがあるのに保険を打ち切られ後遺症が残った話

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整体のカウンセリングで、お客さんの話を伺っていると、様々な事が分かってきます。

交通事故で坐骨神経痛になり、足にしびれがあるという方がいましたが、なんと、15年もの間、しびれがとれていないとのことでした。

現在の医療について、交通事故の保険適用について、その他、様々な事に気付かせてくれる事例だと思いますので紹介します。

 

交通事故で足にしびれが出る

追突事故

58歳の男性の話です。

15年くらい前に、車に追突され、腰を痛め、坐骨神経痛になって足にしびれが出ました。

最近、腰やお尻、鼠径部などの痛みが強くなり、寝ているのもつらくなってきたという事でした。

交通事故にあった後は、整形外科に通って電気治療を受けていましたが、足のしびれは取れませんでした。

半年たっても足のしびれは取れていませんでしたが、医師からは、「足にしびれがあるという事を西洋医学的に証明できない。」と言われて保険を打ち切られたという事です。

西洋医学的に証明できないも何も、しびれがあるのは事実なのだから悪いに決まっていると思われると思いますが、この件はどのように考えられるでしょうか?

 

多くは西洋医学的に原因不明?

画像検査の結果を説明する医師

西洋医学的に原因が分かるというのはどういう事を言うのでしょうか?

レントゲン、CT、MRIなどの画像検査で、骨や椎間板などが神経を刺激している事が確認できる状態を言います。

しかし、痛みやしびれの多くは、実は、骨や椎間板などには問題がないとされています。

それらに問題がないなら、何に問題があるのだという話になりますが、整体的に見れば、筋肉の緊張であることが多いと思います。

筋肉の緊張など、画像検査では異常が見つからないため、西洋医学的には原因不明という話になっているわけですね。

筋肉が緊張している事など、腕のいい整体師なら、体を触れば分かる事ですが、そのような事も、現在の医学では、異常が良く分からないという話になっている事になります。

 

半年治療しても15年たってもしびれが取れない?

 

もう一つ考えておかなければならないのは、半年もの期間を費やしても症状が取れなかったという事です。

電気治療をされていたようですが、半年受けても治らないというのは考え物かなと思います。

また、その後も15年もの年月が経っても、いまだに足のしびれが取れていない事実も理解しておく必要があるのではと思います。

 

西洋医学も仮説

疑問に思う医師

西洋医学と言えば、科学的に、しっかりとした根拠があると思われている方もいらっしゃると思いますが、実際には、病気については分からないことだらけですし、単なる仮説をもとに、根本的には治らないような治療が行われていたりします。

また、以前は定説だったものが、後から訂正されたりすることも多々あります。

ここで紹介したような事実を知る人が増えるにつれて、腰痛、坐骨神経痛の原因についての仮説も、その内、訂正されるときが来るかもしれません。

科学的根拠を明確にすることも大切かもしれませんが、それよりも、結果を重視する事が重要ではないでしょうか?

お客さんからすれば、「理屈はどうでもいいから、とにかく症状を取り除いて楽にしてくれ。」というのが本音だと思います。

坐骨神経痛とは何か、どう対処すれば良いのかについて、より詳しくお知りになりたい方は、坐骨神経痛のまとめ記事をご覧ください。