目薬を使ってもドライアイが良くならない。光がまぶしく感じる。パソコン作業で目がかすむ──。
このような症状が続いている場合、単なる目の疲れや視力の問題ではなく、自律神経の乱れが背景にある可能性があります。
ドライアイ・眼精疲労・まぶしさに共通する“目の調節機能”
目の働きは、脳からの命令を体に伝える自律神経によって調節されています。
とくに以下の3つの機能は、目の不調と深く関係しています。
機能 | 交感神経が優位 | 副交感神経が優位 |
---|---|---|
涙腺 | 涙が出にくい | 涙が出やすい |
瞳孔 | 散大(光を多く取り込む) | 縮小(光を制限する) |
水晶体 | 薄くなる(遠くにピント) | 厚くなる(近くにピント) |
自律神経が乱れると、どうなるのか?
通常、自律神経は状況に応じてバランス良く切り替わっています。
しかし、自律神経が乱れると「交感神経が過剰に働く状態」が続き、次のような不調が起こりやすくなります。
- ドライアイ:涙腺の働きが低下して目が乾燥
- まぶしさ:瞳孔が開いたままで、光が入りすぎてしまう
- 眼精疲労:水晶体が薄くなったまま戻らず、近くが見えづらくなり疲れる
つまり、自律神経のバランスが崩れると、目の自然な調節機能がうまく働かなくなってしまうのです。
眼精疲労とは?ドライアイとの違いと整体による対応
眼精疲労は、目の使い過ぎによって起こる慢性的な疲労状態で、睡眠や目薬などでは回復しにくいのが特徴です。
「目の奥が重い」「ピントが合いにくい」「頭痛や肩こりを伴う」などの症状もあり、ドライアイが「乾燥」が中心であるのに対して、眼精疲労はピント調節や筋肉の緊張、自律神経の不調が関係しているケースが多いのです。
整体では、目の周辺だけではなく、首のこりや姿勢の崩れ、全身のバランスからアプローチし、根本的な改善を目指します。
目薬だけでは改善しにくい理由
市販の目薬や目を温めるグッズは、一時的に楽になるかもしれません。
しかし、症状の根本に「自律神経の乱れ」がある場合、表面的な対処では繰り返し不調が戻ってしまうのです。
整体で自律神経を整えるアプローチ
白壁整体院では、目の不調がある方に対して、特に首のこり(深層筋の緊張)に注目しています。
これは、首まわりの筋肉がこることで、脳幹にある自律神経の中枢が圧迫・興奮し、全身の調整機能が乱れてしまうと考えられるからです。
実際に「首の緊張を取ることで目の違和感が軽くなった」とのお声も多くいただいています。
自律神経の不調が気になる方へ
福岡県大野城市でドライアイ・眼精疲労にお悩みなら
白壁整体院では、福岡県大野城市にて、目の不調を自律神経・首の状態・全身バランスから見直し、やさしい整体でサポートしております。
丁寧なカウンセリングで原因を見極めたうえで、無理のない施術を行っています。