その「口の乾き」、単なる水分不足だと思っていませんか?
「いつも口の中がネバネバして、不快感が続く…」
「食事の時に、食べ物が飲み込みにくい…」
「話していると、声がかすれたり、舌がもつれたりする…」
このような「ドライマウス(口腔乾燥症)」の症状に、日常的に悩まされている方は少なくありません。単なる水分不足や加齢のせいだと諦めている方もいますが、その背景には、見過ごされている「自律神経の乱れ」と「首こり」が深く関わっている可能性があります。
福岡県大野城市に院を構える白壁整体院です。当院には、大野城市内はもちろん、春日市、太宰府市、福岡市、宇美町、志免町、那珂川市そして県外の遠方からも、「どこへ行っても良くならない」と、藁にもすがる思いでご相談に来られます。この記事では、なぜスプレーやうがいだけではドライマウスが改善しにくいのか、その根本的な原因と、当院の整体によるアプローチについて詳しく解説します。
唾液の分泌をコントロールする「自律神経」の働き
唾液は、単に口の中を潤すだけでなく、消化を助け、口内の細菌の繁殖を抑え、虫歯や歯周病を防ぐなど、私たちの健康を保つために非常に重要な役割を果たしています。
そして、この重要な唾液の分泌量を24時間体制でコントロールしているのが、「自律神経」です。
神経の働き | 唾液の状態 |
---|---|
交感神経(緊張・興奮モード) | 分泌が抑制され、ネバネバした少量の唾液になる |
副交感神経(リラックス・休息モード) | 分泌が促進され、サラサラした質の良い唾液になる |
ストレスや緊張を感じた時に口がカラカラになるのは、交感神経が優位になるためです。つまり、ドライマウスが続くというのは、体が常に「緊張モード」にあり、リラックスを促す副交感神経の働きが低下しているサインとも言えるのです。
ドライマウスの根本原因、なぜ「首こり」にたどり着くのか?
では、なぜ自律神経のバランスは乱れてしまうのでしょうか。その大きな物理的要因が、現代人に多い「首こり」です。
唾液腺をコントロールする神経は、脳幹から出て首の周りを通過しています。首周りの筋肉が過度に緊張し硬直すると、これらの神経の働きが直接的・間接的に妨げられ、唾液の分泌がうまくいかなくなる可能性があるのです。(参考:東京脳神経センター理事長・松井孝嘉氏の書籍など)
当院では、この「首こり」と「自律神経の乱れ」が、多くの原因不明のドライマウスの背景にあると考えています。
このように、口の乾きは自律神経の不調の一つのサインとして現れることがあります。自律神経失調症の全体像や、当院の基本的な考え方については、以下のメインページで詳しく解説しています。
安心して整体を受けていただくために
多くの長引く不調や慢性的な症状には、自律神経のバランスの乱れが深く関わっていると私たちは考えています。そして、その自律神経の乱れの大きな要因として、首こりをはじめとする体の歪みや緊張が存在することが少なくありません。当院の整体は、これらの身体的な問題に直接アプローチし、自律神経が整いやすい環境を作ることで、多くの方の症状改善をサポートしてきました。
しかし、つらい症状の背景に、より専門的な医療介入を必要とする緊急性の高い病気が隠れている可能性もゼロではありません。
そのような万が一のケースを見逃さないため、そして皆様に安心して整体の施術を受けていただくためにも、つらい症状が長く続く場合、急な体調の変化、その他にご心配な点がある場合は、一度医療機関(歯科、内科など)にご相談いただくこともご検討ください。
当院では、医療機関での診断や治療を否定するのではなく、体のバランスを整えることを通じて、皆様が本来持つ自然治癒力を高め、快適な毎日を送るために協力していきたいと考えています。
まとめ|ドライマウスをきっかけに、体全体のバランスを見直しませんか?
口の乾きが続く場合、スプレーやサプリメントで潤いを補うだけでなく、その背後にある「なぜ唾液が出にくいのか?」という根本原因に目を向けてみることが大切です。
体の緊張、特に首こりを解消し、自律神経のバランスを整えることで、口内の不快感だけでなく、全身の様々な不調の予防・改善にも繋がるかもしれません。
福岡県大野城市の白壁整体院では、お一人おひとりの状態を丁寧に見極め、根本改善を目指した施術を行っています。その専門性から、近隣地域だけでなく、県外からもご相談にいらっしゃっています。長引くドライマウスでお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。