起立性調節障害という病気が増えているようです。
聞きなれない病名かもしれませんが、以下のように様々な症状が現れます。
- 立ちくらみやめまいがある。
- 朝になってもなかなか起きられない。
- 倦怠感があり、疲れやすい。
- 午前中に調子が悪い。
- 動悸や息切れがする。
- 頭痛がする。
立ちくらみは、「起立性調節障害」というくらいですから、症状としてあるのは理解できると思いますが、症状を見てみると、ある程度病気に詳しい方は、どこかで見たような症状だとは思われないでしょうか?
「起立性調節障害」などと難しい病名を付けられていますが、結局のところ、「自律神経失調症」の症状と同じという事に気づかれるのではないかと思います。
現在の医学には自律神経の乱れを根本的に治す効果の高い治療法は存在しない
自律神経失調症と言えば、どのようなことを思い浮かべられるでしょうか?
- 病院に行って検査をしても「異常なし」と言われる。
- 不調の原因が分からないために、色々な病院をたらい回しにされる。
- お医者さんから、「病気じゃないから治療できない。」と言われる。
- 何年たっても治らない。
- 漢方を処方されるが効いているかどうかも分からず、根本的には治らない。
実際に、当院に来院された方で、自律神経失調症の方がいらっしゃいましたが、その方は、子供の頃から自律神経が悪く、倦怠感があったり、頭痛や吐き気などがあったりしたようですが、病院に行っても「自律神経が悪いんだろうね。」と言われ、そのままの状態になっていました。
ちなみに、その方は、50代でしたから、なんと、50年近く自律神経失調症のまま過ごされていたことになります。
そして、当院の整体で、1回目から症状が軽減されるのを実感されました。
起立性調節障害をそのままにしておいて大丈夫でしょうか?
子供は自然治癒力が高い事もあってか、軽症であれば、そのままにしておいても、数か月もすれば、次第に元の生活が送れるようになることもあるようです。
しかし、ある程度悪化すれば、何年も闘病生活を送らねばならなくなります。
学校に行けない状態が続けば、そのまま引きこもりになり、勉強にもついていけなくなりますし、人間関係なども学べなくなってしまいます。
そうなれば、社会への適応能力も身につけられなくなる可能性があるのではないでしょうか?
「怠けているわけではない。」、「理解してあげましょう。」
病気に関する知識がなければ、朝なかなか起きられない我が子を見て、良かれと思って、きつく叱る事もあると思いますので、「本人は怠けているわけではありませんから、温かく見守ってあげましょう。」という啓蒙活動は大切かもしれませんが、症状が改善できるなら、改善するに越したことはないのではと思います。
というより、起立性調節障害、自律神経失調症に対する、効果的な治療法が存在しないために、病院としては、啓蒙活動に終始せざるを得ない状況になっているとは考えられないでしょうか?
自分自身は、起立性調節障害、その他、様々な慢性的な病気に対して、どうにかならないものかと真剣に考えています。
なぜなら、自分自身が、元うつ病患者であり、長年、地獄のような闘病生活を送ってきた経験があるためです。
院長自身が元うつ病患者
自分は、福岡県大野城市で白壁整体院という整体院を経営しています。
自分の病気や整体に対する強い思いを理解していただくために、整体師になるに至った経緯について簡単にお話しようと思います。
大学受験のストレスから、うつ病を発症しましたが、西洋医学では全く改善せず、お医者さんは、完全にお手上げの状態でした。
そのため、気功、整体、カイロプラクティック、鍼灸、電気療法、催眠療法、音叉療法、陰陽療法など、20か所以上の治療院を転々としましたが、最終的にたどり着いたのが、精神科系の病気に実績を上げている整体院でした。
自分がこの整体に出会わなければ、一生病気が治る事はなかったと思います。
そのため、同じように、体の不調で困っている方のお役に立てたらと思い、整体師の道を志すことにしたわけです。
そして、病気の辛さを痛いほど理解していますし、現在の医療が抱える問題も、身に染みて理解しています。
<院長挨拶と医療に対する提言>
よろしければ動画もご覧下さい。
私たちの健康にとって非常に重要な事を述べています。
薬は症状を抑えるだけ
風邪薬は、風邪を根本的に治すものではないという事はご存じかもしれません。
では、風邪を根本的に治してくれるのは何かといえば、栄養と休養、体を温かくする事、つまり、自然治癒力ではないかと思います。
このことを否定する人はいないだろうと思います。
もし仮に、風邪を引いた時に、風邪薬だけを飲んで、相変わらず凍えながら生活していたとしたらどうでしょうか?
風邪が長引いたり、悪化したりする可能性があると考えられると思います。
では、これを、そのまま起立性調節障害に当てはめてみてはどうでしょうか?
治らない理由が見えてきませんか?
起立性調節障害は再発する?
起立性調節障害が長引いてしまう理由が見えたかもしれませんが、もう一つ、「少し無理をすると、症状が悪化する」可能性もあると思われないでしょうか?
風邪を引いた時は、自然治癒力が低下しているため、健康な時に比べて症状が悪化しやすいと思いますが、起立性調節障害についても同様の事が起こるとは考えられないでしょうか?
つまり、体調を崩した時点で、自然治癒力が低下しているためです。
仮に、長い期間をかけて症状が落ち着いてきたとしても、また、無理をすれば、症状が出てくる可能性があるとは考えられないでしょうか?
そう考えれば、自然治癒力が回復できるとすれば、非常に意義のある事だとは思われませんか?
当院の施術の医学的根拠
現在は、自律神経失調症の症状は、首こりを解消することで、改善できると言われています。
詳しくは、東京脳神経センター理事長・脳神経外科医の松井孝嘉氏の書籍をご覧いただけたらと思います。
整体師からすると、自律神経失調症の症状のある方は、首周辺の筋肉に緊張が見られます。
自然治癒力を高める上で、非常に重要になるのが、血流と考えられると思います。
なぜなら、血液が、体を作る上で必要な栄養素や酸素などを運んでいるためです。
そして、首は、血液を脳へと運ぶための重要な通路です。
ここに支障が出れば、体中の様々な機能に不調が起こる可能性があるとは考えられないでしょうか?
その一つが自律神経失調症の症状であると思います。
首だけ治せば良いのか?
しかし、当然のことながら、首だけ改善したとしても、姿勢が崩れていれば、以下のように、首に負担がかかり、再発する可能性が高くなると思います。
また、体はつながっていますから、本当に自然治癒力を高めようとすれば、全身をする必要があると考えられるのではないかと思います。
そのため、整体では、体の一部を治すだけでなく、体全体のバランスを整えることをします。
このような事を考えれば、「なぜ整体である必要があるのか?」の答えが見えてこないでしょうか?
整体であればどこでもいいの?
同じ整体と称していても、場所によって、やっていることは全く違います。
全くの別物と言っても良いくらいです。
先ほど、「自律神経失調症の症状を改善するには、首こりを改善し、体全体のバランスを整える事だ。」とお伝えしましたが、別の整体院では、全く違った理屈で説明しているのではと思います。
つまり、全く的外れな理論のもとに整体をしている可能性もあるわけです。
では、何が正解だと思われるでしょうか?
結局のところ、結果からしか分からないという事になります。
結果が出せて初めて、「起立性調節障害の人にはどのようにアプローチをすれば良いか」の答えが分かるわけです。
首こりを施術する所であればどこでもいいの?
もう一つ言えば、理屈が正しくとも、それが実際に出来ていなければ、改善はできないという理屈になると思います。
つまり、「首こりの施術をします」とうたっていたとしても、それが実現できていなければ、いつまでも改善はできないと考えられます。
「鍼灸、マッサージ、整体、整骨院、カイロプラクティックなどに何年も通っているが、行った後は多少はいい気がしても、根本的には良くならない。」という事があると思いますが(と言うより、そういう事がほとんどと思いますが)、これがまさにその状態になります。
筋肉を強くもみほぐすのは良くない
良くマッサージなどで、首が硬いからと言って、力任せにもんだりするところもあると思いますが、これは、良くなるどころか、かえって悪化する可能性があります。
筋肉は強くもむと、緊張が強まる性質があるからです。
実際に、マッサージなどに長年通われている方で、首こりをかなり悪化させている方がいらっしゃいます。
マッサージ店や整骨院、整体院などで、このような施術をしている所があると思いますが、基本的には通われない方が良いと思います。
起立性調節障害でお困りの方はお気軽にご連絡を
いかがでしたでしょうか?
- 起立性調節障害がなぜ、なかなか改善せずに、長引いてしまうのか?
- 「怠けているんじゃない。」、「温かく見守りましょう。」という事も大事かもしれないが、そうこうしているうちに、その子の可能性を狭めてしまっているかもしれない
- 起立性調節障害になぜ整体なのか?
- 整体は場所によってやっていることも、技術力も全く異なり、どこでもいいというわけではない
こういったことが理解できたのではないかと思います。
基礎的な学力を身につけたり、人間関係を学んだりといった大切な時期に、不登校になり、療養生活を送り、社会への適応能力を身につけることができなくなるといったことは避けたいことではないかと思います。
引きこもりは長引けば長引くほど、社会に出ていくことは、難しくなってきます。
そして、起立性調節障害に対して、整体は非常に重要です。
しかし、整体師の技術力は、場所によって天と地ほどの差がありますし、しっかりとした技術力のある整体師は自分の知る限りほとんどいないのが現状です。
少しでも早く、症状を改善させたいとお考えでしたら、お気軽にご連絡いただけたらと思います。
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