「排便時に気分が悪くなる…」過敏性腸症候群と頭のしびれに悩んだ40代男性の症例

過敏性腸症候群、便秘、不安、息苦しさなどが整体で楽になった須恵町の方の口コミ

「苦しくて歩けなくなり、救急車で運ばれた…」
「排便時や、腸が動くと、決まって頭がしびれて気分が悪くなる…」
「あらゆる治療を試した。カウンセリングも受け、MBAも取った。それでもダメだ…」

糟屋郡須恵町にお住まいの40代の男性が、当院に来られた時は、まさに万策尽きた状態でした。これは、8年間も精神安定剤を飲み続けた重度の自律神経失調症が、いかにして薄紙を剥がすように改善していったか、そのリアルな記録です。



お客様について:糟屋郡須恵町在住・48歳男性

  • お住まい: 福岡県糟屋郡須恵町
  • 年代・性別: 48歳・男性
  • ご職業: 会社員
  • 主なお悩み: 過敏性腸症候群(便秘)、不安、頭のしびれ、息苦しさ、喉のつまり、食欲不振、倦怠感、動悸、首こり、肩こり、背中のこり、腰痛など、全身の多数の症状

これまでの経緯

30代の頃、朝8時から深夜0時まで働く激務を続けていました。東日本大震災の際、極度の不安から飛行機に乗れなくなるなど、心身のバランスが崩れ始めます。福岡に帰ってきてから本格的に体調が悪化し、「頭がしびれる」症状から始まりました。

やがて便秘がひどくなり、「排便時や腸が活発になると、頭がしびれて気分が悪くなる」という、特有のつらい症状に悩まされるようになります。ひどい時は喉の詰まりや息苦しさで食事もできず、冬になると体重が5kgも落ちてしまう状態でした。

内科で「過敏性腸症候群」、ペインクリニックでは「パニック障害かな」と診断。デパス(安定剤)は4〜5年前から服用。抗うつ剤は合わずに断念。会社に行く途中で歩けなくなり、救急車で運ばれたこともありました。

「自分のレベルを上げないと」と、九大の大学院でMBAを取得するほど努力された方ですが、症状は改善しません。整骨院での電気・マッサージ(計2年)、ストレッチ(1年)、酵素風呂(3年)、数十種類の漢方…あらゆる治療を試しても、根本的な解決には至りませんでした。

施術による変化:波を乗り越えて

長年の不調と薬の服用があるため、回復には時間がかかり、一進一退の経過をたどりました。

  • 施術1回目(2020/1/30)
    初回施術後、「びっくりするくらい血行が良くなった」「睡眠時間が短くても大丈夫な感じ」と、体の基本的な機能が回復し始めたサインが見られました。
  • 施術3回目(2020/2/4)
    食欲がまあまあ出てくる。
  • 施術5回目(2020/2/11)
    「昨日調子悪かった。お腹がずっと動いている感じ。苦しい」と、月曜の仕事のストレスと共に症状の波が見られました。
  • 施術8回目(2020/3/3)
    「あまりよくない。不安症の方が出ている」時勢的な不安(コロナ禍の始まり)から、精神的な症状が強く出ることもありました。
  • 施術16回目(2020/5/13)
    薬を減らす試みで不調は出たものの、「最近、初めて、排便時に調子悪くならない時があった」と、長年苦しんだ最大の悩み(腸の活動と不調の連鎖)が、ついに途切れ始めました。
  • 施術20回目(2020/7/8)
    「体調は悪くない。トイレは毎日行っている」「トイレに行っているので、排便の時に調子悪くなることはなくなった」と、ご本人から明確な改善の言葉をいただきました。倦怠感もほぼなくなり、他の症状も「苦しい時だけ出る」程度にまで落ち着きました。

【解説】なぜ「排便時の不調」が改善し、8年間の薬が減ったのか

この症例は、回復が一直線ではないこと、そして根本原因がいかに深い場所にあるかを示しています。

長年の激務とストレスにより、首・肩・背中・腰に至るまでの全身の筋肉・筋膜がガチガチに緊張していました。この「体の緊張(主に首周りの緊張)」が自律神経の司令塔を圧迫し、常に「戦闘モード(交感神経優位)」にしていたと考えられます。

「排便時に気分が悪くなる」という症状は、この典型です。

自律神経が影響する器官本来、排便はリラックス(副交感神経)の働きです。しかし、体が緊張しすぎているため、腸が動こうとすると、自律神経の切り替えがうまくいかず、「エラー」が発生します。このエラーが、頭のしびれや気分の悪さといったパニック様の症状を引き起こしていたと思われます。

施術では、マッサージや電気では届かない、深層の筋肉・筋膜の緊張を徹底的に解放しました。コロナ禍の不安などで精神的な波はありましたが、体の土台である「緊張」を根気よく取り除いた結果、自律神経の切り替えがスムーズに行えるようになりました。その結果として、長年苦しんだ「排便時の不調」という最大の連鎖が断ち切れたのだと考えています。

また、このお客様は、若いころにかなり無理をされこと、8年もの間不調と付き合ってこられたこと、力が入る(力が抜けない)という症状があることなど、整体的に見た体の状態(筋肉・筋膜の緊張)が悪化する条件が重なったために、特に首の緊張がかなり強く、変化しにくいことが確認できました。

そのため、症状の緩和には波があり、少しずつ落ち着いていったという印象でした。

体が安定すれば、薬に頼る必要も徐々に減っていきますので、長年飲み続けて来られたお薬を減らすきっかけを作ることができたと思われます。

お客様のアンケート

Q1 どのような症状で来院されましたか。
息苦しさ、倦怠感、不安感

Q2 当院に通院するようになって、どのような変化がありましたか。
倦怠感がなくなり、8年間飲んでいた精神安定剤の服用が減った。

Q3 当院の施術を受けられての、感想・ご意見をご自由にお書きください。
最初は疑問を持っていたが、だんだん効果が実感できた。 ありがとうございました。

過敏性腸症候群、便秘、不安、息苦しさなどが整体で楽になった須恵町の方の口コミ

まとめ:糟屋郡須恵町で「もう治らない」と諦めかけているあなたへ

この症例は、たとえ病院で「過敏性腸症候群」や「パニック障害かも」と診断されたとしても、あるいは8年間も安定剤を飲み続けていたとしても、決して諦める必要はないということを示しています。

整骨院、ストレッチ、酵素風呂、漢方、カウンセリング…あらゆる治療を試しても改善しなかった方が、「最初は疑問を持っていた」状態から、「倦怠感がなくなり、薬が減った」という変化を手に入れられました。

もしあなたが糟屋郡須恵町やその周辺で、この方と同じように出口の見えない不調に悩み、「自分の努力が足りないのか」とまで思い詰めているのなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。

その不調、あなたのせいではありません。体の深い部分に隠れた「本当の原因」にアプローチすれば、きっと変化は訪れます。ここが、あなたの長い「治療院めぐり」の終着駅になるかもしれません。

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