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寝違えなどは放っておいても何日かすれば改善してしまいますので、それほど気にする人はいないかもしれません。
しかし、頻繁に繰り返す人もいると思いますが、その場合は、そもそも首に不調を抱えていることも考えられます。
首こりは自律神経失調症などにもつながる可能性もありますので、ここでは、寝違えを繰り返す場合について考えてみます。
寝違えとはどんな状態?
はっきりとしたことは分かっていないようですが、整体的に見れば、おそらく筋肉の緊張が原因だと思われます。
寝違えが何日も治らず、それなりに痛みが強い場合は、整体を利用される方もいますが、やはり、首こりがあり、筋肉の緊張を取れば痛みも解消されます。
はっきりしたことは分かっていないという事ですが、結局のところ、画像検査で異常が見当たらないため(骨格が神経を刺激しているといったことがないため)に、原因不明という話になります。
寝違えを繰り返す人の特徴
寝るときの姿勢が悪くて寝違えになったとしても、すぐに治ってしまえば問題ないかもしれませんが、何度も繰り返してしまう人もいるようです。
この場合は、そもそも慢性的に首こりがある可能性があると思います。
つまり、もともと首の筋肉に緊張があるために、寝ているときに、少し負荷がかかっただけでも痛みが出てきて、寝違えになってしまいます。
これは、ぎっくり腰なども同様に考えられるように思われます。
ぎっくり腰も同様に、画像検査に異常が見当たらないために、原因不明となりますが、これも腰の筋肉に緊張が見られます。
そして、腰に慢性的に緊張がある人が、事あるごとにぎっくり腰を繰り返しています。
筋肉の緊張などは、画像検査に引っかからない事と、なかなか改善するすべがない事のために、どうしても放置されていることが多いようです。
何年も首こりのまま過ごしている人がいる
寝違えを繰り返している人は、首こりがある可能性が高いですが、その期間が何年にも及ぶようなら、その間ずっと首こりの状態になっている可能性もあると思います。
肩こり腰痛も何年、何十年と治らない方もいますが、単に肩や腰の筋肉の緊張が取れていないだけであることがあります。
というより、その場合が多いと思います。
つまり、単にきちんとした対策をしていないために、いつまでも肩こり腰痛を引きずっているに過ぎなかったりします。
首こりも同様です。
首こり、寝違え以外に症状が出ていなければそれほど問題ないかもしれませんが、首こりから自律神経失調症の症状も出てくる可能性がありますから、もし、首こり以外の原因不明の不調があれば、首こりからくる自律神経失調症である可能性もあります。
その場合は、一度、しっかりとした技術のある整体で施術を受けてみた方が良いかもしれません。
また、自律神経失調症の症状にイライラなどの症状がありますが、そこまでいかずとも、首こりなどでも、ストレスにつながるのではないかと思います。
この場合も、一度リセットするのも良いのではと思います。
まとめ
西洋医学では、実際に病気になるまでは、病気ではない、気のせいだ、年のせいだで終わってしまう事もあるかもしれませんが、整体などの東洋医学、代替療法では、強い症状がでず、病気と判断される一歩手前くらいの状態でも、対処することができます。
そうすることで、大きな病気の予防につながると考えられると思います。
結局のところ、大病も、はじめはちょっとした体の不調にすぎなかったわけですし、その時点で改善させておけば、症状が強くなる前に容易に改善できる可能性もあるわけです。
たかが寝違えですが、されど寝違えです。
寝違えの裏にある体の不調について考えてみることも必要かもしれません。
肩こり、首こりは整体的に見て、どのようにとらえれば良いかをお知りになりたい方は、肩こり・首こりのまとめ記事をご覧ください。