「やらなければいけないことがあるのに、頭にモヤがかかったようで集中できない…」
「常に体が重く、気力で乗り切ってきたけれど、もう限界かもしれない…」
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断を受け、ご自身の特性と向き合いながら社会生活を送る中で、このような心身の不調に悩まれてはいませんか?
今回は、ADHDの特性と付き合いながら頑張る中で、お仕事の多忙さがきっかけで身体症状が悪化してしまった40代の女性が、当院の整体を受けて心身のバランスを取り戻された、非常に意義深い症例をご紹介します。
お客様について:福岡県大野城市在住・45歳女性
- お住まい: 福岡県大野城市
- 年代・性別: 45歳・女性
- ご職業: 主婦(医療系パート)
- 主なお悩み: ADHDの症状悪化、思考力の低下、慢性疲労、頭痛、めまい、肩こり、吐き気、食欲不振、体重減少
これまでの経緯
約10年前に病院でADHDと診断され、ご自身の特性をコントロールしながら社会生活を送られていました。しかし昨年末から医療系のパートを始め、2〜3月にかけて仕事が多忙になったことで、仕事のミスが増えるなどADHDの症状が悪化。頭がぼーっとする感覚があり、精神科でADHD治療薬(コンサータ)の服用を開始されました。
お薬のおかげで頭がクリアになり仕事ははかどるようになったものの、薬が切れるとぐったりとしてしまう状態。さらに、副作用として頭痛、吐き気、食欲不振が現れ、1ヶ月で体重が5kgも減少してしまいました。その他にも、慢性的な疲労感やめまい、肩こりなど、心身ともに限界に近い状態でした。
施術による変化
施術1回目(2018年4月11日)
初回の施術中から、お腹がぐるぐると活発に動き出し、「お腹が減ってきた」とご本人も驚かれていました。これは、ガチガチに緊張していた心身が緩み、自律神経のバランスが整い始めたサインであると思われます。
施術後には「体調がびっくりするくらい良くなった」とのご感想をいただき、翌日からは頭がすっきりとクリアに。薬の副作用で抑えられていた食欲も「食べようかな」という気持ちと共に自然に戻り、心配だった体重減少も止まりました。
※ 体の状態の変化には個人差があり、効果を保証するものではありません。
【解説】なぜADHDの方の身体の不調に、整体が有効なのか
はじめに、ADHD(注意欠陥・多動性障害)は先天的な脳機能の特性によるものであり、整体でADHDそのものが「治る」わけではありません。
しかし、ADHDの特性を持つ方は、社会生活に適応するために常に脳をフル回転させ、無意識に心身を緊張させながら、健常な方以上にエネルギーを消耗しがちです。その結果、首周辺の筋肉・筋膜が緊張し、自律神経の深刻な乱れに繋がりやすいのです。
この自律神経の乱れが、思考力の低下(頭がぼーっとする)、慢性疲労、頭痛、めまい、吐き気、食欲不振といった、今回の女性が悩まれていた身体症状の根本原因であると当院では考えます。
ADHD治療薬は脳の働きをサポートする一方で、自律神経が乱れる原因になることがあります。これが副作用として現れていた可能性も考えられます。
当院の施術は、ADHDそのものではなく、二次的に発生した「自律神経の乱れ」と「蓄積した心身の疲労」にアプローチします。首周りを中心とした筋肉・筋膜の緊張を解放することで、脳への血流を促し、自律神経の働きを正常化させることを目指します。施術後すぐに食欲が戻ったのは、リラックスの神経である副交感神経が働きだためではないかと思われます。
ADHDの特性と付き合い、社会で頑張るために蓄積した疲労をリセットし、症状の悪化を防ぐ。そのために整体をうまく活用することは、ご自身の能力を最大限に発揮するためにも、非常に重要な選択肢の一つだと、私たちは考えています。
お客様のアンケート
以下、お客様にご記入いただいたアンケートの内容です。
Q1 どのような症状で来院されましたか。
全体的な体の疲労
Q2 当院に通院するようになって、どのような変化がありましたか。
疲れにくくなった事や
体調が改善した事により
気持ちが前向きになった事
Q3 当院の施術を受けられての、感想・ご意見をご自由にお書きください。
体調を整えて頂き
生活改善のアバイスなども教えて頂き
とても頼りになる先生だと思いました
関連ページ・ご案内
当院の技術力については、「論より証拠」で、実際の施術記録・口コミからご判断ください。
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